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全国一般東京東部労働組合の記録

東部労組市進支部 第5回団体交渉

2013年04月19日 09時23分15秒 | 学習塾・予備校

(写真:3月31日のストライキ行動)

東部労組市進支部と(株)市進との第5回団体交渉が4月17日、市進グループの研修開発室で行われました。
会社側から市進ホールディングスの金野代表取締役会長以下5名が出席。組合からは東部労組本部役員と市進支部並木委員長はじめ9名が参加しました。

組合は、3月31日のストライキ行動を受け、2名の組合員の雇い止め解雇撤回を改めて強く求めました。しかし会社の回答は「2名の雇い止め解雇は撤回しない」というものでした。
また、組合は3月31日当日、会社が約束を破り建物入り口にカギをかけ組合の団交申し入れを受け入れないという不誠実な対応をとったことについて強く抗議しました。これに対する会社の回答は「当日の対応に問題はない」という趣旨のものでした。

このような会社の態度に、組合員は次々と怒りをぶつけました。そして、4月9日の朝日新聞、また、「世界」など、マスコミの報道により会社のやり方が社会的に問題になりつつあることを指摘し、態度を改めるよう会社に求めました。そして、会社が態度を改めない以上、市進支部は徹底的に闘うことを会社に通告しました。

そして組合は、会社が講師に強いている大幅な賃金カットをはじめとする労働条件の不利益変更撤回についても強く求めました。会社は「2年連続の赤字、経営状況の悪化」を理由としていますが、株主に対しては配当を出しています。「なぜ労働者を賃下げしておいて株主には配当を出すのか」組合は強く追及しました。「これまでの積立金から配当を出しているので問題ない」というのが会社の回答でした。「積立金」があるのならば、なぜそれを賃金を維持するための原資にしないのでしょうか。労働者に、それも弱い立場の非正規労働者に「痛み」を押しつけるのでしょうか。会社のやり方はまったくもって筋が通っていません。

市進は2名の組合員への不当な雇い止め解雇を撤回せよ!
労働条件の不利益変更をただちに撤回せよ!

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