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全国一般東京東部労働組合の記録

5.1日比谷メーデーに行こう!

2017年04月12日 09時00分00秒 | 労働組合

8時間労働制の破壊NO!
労働者の団結の威力を示そう!
5月1日 日比谷メーデーに集まろう!

5月1日メーデーに行こう!



今から131年前の1886年5月1日、長時間労働が当たり前であったアメリカ・シカゴの労働者35万人が「8時間労働制」を要求し、ストライキへ突入、会社側の暴力的なスト破りに屈することなく、この日の闘いで多くの労働者が8時間労働制をそれぞれの資本家に約束させました。

労働者はその後の資本家側の巻き返し・弾圧に屈することなく、各国で8時間労働制を求め、1890年5月1日、「万国の労働者団結せよ!」をスローガンに全世界で第一回国際メーデーが開催されました。これがメーデーの起源です。その後も世界の労働者が一斉に決起。ついに1917年、ロシア革命で初めて8時間労働制が勝ち取られたのです。
 
そして現在、先輩労働者が体を張って、血と汗で勝ち取った8時間労働制が破壊されようとしています。

経団連と連合の両会長は3月上旬、政府の意向を受け、繁忙期の残業(8時間超の労働)時間上限を「100時間未満」とすることに合意しました。これを受け、政府は労働基準法改正案として2019年度の施行を目指すといいます。
いわゆる「過労死ライン」となる残業時間は月80時間です。「月100時間」はそれをはるかに上回っています。過労死ラインを上回る労働時間が「上限」たり得るはずはありません。
 
「365日24時間死ぬまで働け」。これはワタミの創業者である渡辺美樹氏が唱えたスローガンです。経営者は労働者の命と健康をまったく考慮に入れていません。「月100時間」はこのような経営者側の意向を反映したものにほかなりません。

労働者の命と健康をまったく考慮しない経営者に、私たちの生死をゆだねるわけにはいきません。
131年前の5月1日、シカゴの労働者が闘ったように、8時間労働制をいまあらためて、私たち労働者自身の手で体を張って守り抜こうではありませんか。労働者の団結の威力を示すため、日比谷メーデーに集まろう!
 
 
<第88回日比谷メーデー>
【東部労組の行動予定】
■日時:2017年5月1日(月)午前9時集合
■集合場所:日比谷公園大噴水前(JR有楽町、地下鉄日比谷駅・霞が関駅)
■9:50より日比谷野外音楽堂での本集会に参加、11:15デモに出発

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