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全国一般東京東部労働組合の記録

フロラシオン青山支部 第1回団体交渉

2014年08月21日 10時43分43秒 | 労働組合

公立学校共済組合・東京支部 閉鎖撤回を拒否
怒りの声で共済組合を追及!


8月20日、東部労組フロラシオン青山支部とフロラシオン青山を運営する公立学校共済組合・同東京支部との第1回団体交渉がホテル内の会議室で行われました。共済組合・東京支部から8名が出席。組合側は東部労組本部菅野委員長、フロラシオン青山支部の多くの組合員が出席しました。
組合側出席者は腕章・ハチマキを着用して団体交渉に臨み、閉鎖撤回の固い決意を示しました。

冒頭、フロラシオン青山支部大森委員長が「労働組合結成通知」を、工藤書記長が「要求書」を力強く読み上げました。そして、小沢遼子さんをはじめとする地域の住民が集めてくれた閉鎖撤回を求める署名をメッセージとともに共済組合側に手渡しました。

その上で、共済組合側の回答を求めたところ、その回答は「営業停止については運営審議会において決定・承認されたものであり、撤回する考えはない」というものでした。そして、「耐震工事に費用がかかりすぎる」との趣旨を繰り返しました。

この回答に対し、フロラシオン青山支部組合員から次々と抗議の声、怒りの声が上がりました。「家族も含めて路頭に迷わせるのか!」「一方的なやり方は許さない!」。「私たちも同じ共済組合の組合員だ。その組合員の生活を奪うのか!」。真剣な訴えが続きました。

組合は、共済組合が閉鎖の「理由」としている耐震問題について、その矛盾を追及しました。共済組合は耐震診断を行った結果、費用がかかりすぎる、としてそれを閉鎖の理由としていますが、
・耐震診断を1社にしか依頼しておらず、相見積もりを行っていない
・診断結果につき、評定機関の審査を受けていない
・診断のみであり補強設計を行っていない
・補強工事について助成を行う国の補助金制度を考慮していない
など、通常やるべきことをやっていない杜撰とも言えるやり方です。やるべきことをやっていないのはなぜか、組合の追及に対し、共済組合側は確たる回答をすることができません。耐震問題が閉鎖の「ための」理由であることがあらためて浮き彫りになりました。このような杜撰なやり方で労働者・その家族の生活を破壊しようとする共済組合に、支部組合員の怒りはさらに大きくなりました。

共済組合側は、「閉鎖は撤回しない」としながら、「その理由の詳細を説明させてほしい」と繰り返しました。まったく労働者をバカにしています。自分の職場と雇用を奪う決定についての説明を聞いて労働者が納得するはずがありません。「説明をしたいのであればまず閉鎖を撤回してからだ!」。怒りの声が次々と上がりました。

「あくまでも閉鎖をしないというのであれば組合はあらゆる行動をとり徹底的に闘う!」。組合は共済組合に敢然と通告し、この日の団体交渉は終了しました。

公立学校共済組合・同東京支部は職場と雇用を奪うな!
フロラシオン青山の閉鎖をただちに撤回せよ!


フロラシオン青山利用者のみなさん!地域住民のみなさん!全国のみなさん!

閉鎖撤回をかちとるため、さらなるご支援・ご協力をお願いいたします!

閉鎖撤回の声を公立学校共済組合・同東京支部に集中してください!
■公立学校共済組合(玉井日出夫理事長)
・東京都千代田区神田駿河台2-9-5
・電話:03-5259-0011(代表)

■公立学校共済組合東京支部(比留間英人支部長)
・新宿区西新宿2-8-1 都教育庁福利厚生部内
・電話:03-5320-6812


閉鎖撤回を求める署名にご協力をお願いいたします!
■署名用紙を下のURLからダウンロードしていただき、印刷・署名の上、以下の宛先までお送りください。
http://www.toburoso.org/floracion-shomei.pdf

【署名送り先】
全国一般東京東部労組 宛
〒125-0062
東京都葛飾区青戸3-33-3 野々村ビル1階
ファックス 03-3690-1154

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