(11月24日の団体交渉。手前が会社側)
団体交渉で「借金漬け労働」を追及
組合員の団結で配信停止をはね返す!
11月24日、東部労組東陽ガス支部と会社との初の団体交渉が東陽ガス本社(春日部)会議室で行われました。
組合側からは東部労組本部菅野委員長はじめ本部スタッフと30名近くの支部組合員、会社側は坂寄社長、弁護士はじめ5名が出席しました。
冒頭、支部井上委員長が「労働組合結成通知」、大澤副委員長が「要求書」を力強く読み上げ、支部組合員から大きな拍手が巻き起こり、会社を圧倒しました。
続いて、「借金漬け労働」の問題を追及、「管理費」の徴収をやめ、過去分を返還するよう求めました。社長の曖昧な回答に対しては、「こんな収入で生活していけると思っているんですか!」など、怒りの声が支部組合員から発せられました。
そして、この間の配信停止(=業務の取り上げ)問題について会社を追及、支部組合員の訴え、追及に、会社はついに「配信停止の解除」を言ってきたのです。
そして、配信停止撤回も含めた「確認書」を会社と締結(下画像)、内容は、
1.会社は、組合の活動を理由として、不利益な取扱(配信停止等)を行わない。労働組合法を遵守する。
2.会社は、組合員に対する配信停止を解除する。
3.会社は、就業規則に関連する労働条件の変更については、組合に知らせるものとし、その後、組合による申し入れがあれば、それにつき団体交渉で協議する。
というものです。
この間の社長宅・ニチガス本社への要請行動で、東陽ガス支部は一丸となって怒りの声をぶつけてきました。今回、配信停止の撤回は、このような東陽ガス支部の団結でかちとったものです。
また、この日かちとった確認書をもとに、東陽ガス支部は「借金漬け」労働をなくすために今後も一丸となって闘っていきます。
東陽ガス労働者のみなさん、組合に入っていっしょに闘いましょう!
全国のみなさん、引き続き東陽ガス支部への激励・ご支援、
お願いいたします!
残り半月の赤字が仮に10万円として×6=六十万円
三百万円-六十万円=二百四十万円。
年収240万円…
出社勤務して赤字とは…
単純な試算ですが、厳し過ぎますね。