【東部労組マツモト支部】
三嶋委員長が命がけの裁判闘争で堂々と訴え!
三嶋委員長が命がけの裁判闘争で堂々と訴え!
全国一般東京東部労組マツモト支部が会社に固定残業代の無効と残業代の支払いを求めている裁判で、7月4日、同支部の三嶋真委員長の本人尋問が東京地裁で行われました。
東部労組各支部や友好労組の仲間が三嶋さんを支援しようと朝から法廷に駆けつけて約40席の傍聴席は埋まりました。
この日の尋問は、三嶋さんががんにより医師から「余命」が半年から1年と宣告されたため、このまま裁判の進行を待っていると証言台に立てなくなる可能性があるとして、組合側の申し出に基づいて三嶋さんのみの本人尋問を先行して行うという異例の形で実現しました。
三嶋さんは尋問の中で、会社が固定残業代制度を悪用して残業代を支払っていないこと、入社時に雇用契約書もなく固定残業代について何の説明も受けていないこと、会社が強いた深夜連続勤務によって病気になったことなどを怒りをもって主張しました。会社側弁護士の誤った前提に基づく尋問にも事実をありのまま堂々と答えました。会社側弁護士による病身の三嶋さんをあまりにも愚ろうする尋問に対しては傍聴席からも怒りの声があがりました。
裁判後、約2時間の尋問を文字どおり命がけで貫徹した三嶋さんは「みなさんがいてくれたおかげです」と支援に集まった仲間たちに御礼の言葉を述べました。最後に裁判所正門前で参加者らは三嶋さんを囲んで「三嶋さん、生きて会社と闘って、最後の勝利をみんなでともにしよう!」のかけ声による団結ガンバローで締めくくりました【写真】。
マツモト支部の裁判闘争は、今後、他の支部組合員2人と会社側証人の尋問が9月26日(木)午前10時に東京地裁で開かれます。みなさんの引き続きのご支援をよろしくお願いします!