十二月五日發行
日曜画報 臨時増刊 第一卷 第五十號
支那革命畫報
博文館發行
▲畵報欄
◎大淸國幼帝と攝政王(及皇族諸殿下)
◎盛装の淸國貴婦人
◬慶親王世嗣妃殿下◬肅親王妃殿下◬載澤公妃殿下◬那桐夫人
◎武昌革命軍司令部
◬司令部正面◬同上側面◬革命黨首領小像
◎革命前湖廣總督瑞澂と湖北軍幹部 〔上の写真:左から2枚目〕
叛乱前武昌にて撮影せしもの前列向って三人目黎元洪、四人目張彪、六人目瑞澂、五人目及七人目は瑞澂の子息、他は何れも佐官以上の武官
革戰之湖廣總督瑞澂、並湖北幕僚(此像係是未叛亂以前之所撮映也)由前列右旁起算、三黎元洪、四張彪、六瑞澂、五、七瑞督之少君
◎革命爆發前の湖北新軍 〔上の写真:左から3枚目〕
◬湖北新軍少尉以上將校全部◬革命の急先鋒となれる湖北砲兵隊
(上)武昌兵營(湖北第八鎭)將校全部本年春の撮影にかゝる前列中央軍服を着せるものゝ右一番目師團長張彪、旅団長王得勝、次は同黎元洪)
The Complete officers of the eight division, in Wu-chang. photographed before the outbreik of the Revolutionalists. )
(上)湖北第八鎭將校全部
(下)武昌砲兵隊(十月十日夜革命の急先鋒となりしは此隊中の二個大隊なり)
The Artillery in Wu-chang.
(下)武昌砲兵隊
◎革命第一日の慘狀(其一)
◬破壊せられたる武昌總督衙門◬同上總督衙門及督練公司附近の慘狀
◎革命第一日の慘狀(其二)
◬破壊し門前に棄却せられたる總督常用馬車◬破壊後淸民恣に衙門に亂入し物品を掠奪し去る
◎黄鶴樓より見たる武昌市街
◎長江艦隊の遁竄
◬十月十日夜總督衙門は破壊せられ瑞總督身を以て軍艦楚謙に逃る◬瑞總督楚謙をして武昌を砲撃せしむ◬武昌に在りし淸國軍艦遁れて各國租界附近に至る◬佛租界附近に遁れたる淸國軍艦更に獨租界附近に遁れ各國領事より下航を迫らる◬十四日淸艦各國總領事の要求に依り日本租界下流まで下航す
◎漢陽及漢口續て革軍に歸す
◬漢陽製鐵廠及幣工廠◬武昌蛇山砲兵陣地◬兵火を被れる漢口華景街の慘狀◬漢口占領後の革軍市街巡警
◎革軍占領の武昌
◬武昌城壁に據れる革軍◬燒燬せられた張彪官邸◬革軍の武昌漢陽門内警備◬武昌市街巡警◬武昌占領後革軍頻りに對岸漢口に騎兵斥候を放つ
◎帝國軍艦の活動
◬漢口農務學堂の兵火(學堂は美代法學士十餘年間教習たりし所)◬帝國軍艦隅田外國人救護の爲武昌に急行す◬十月十三日帝國軍艦對馬漢口に着し内外人の大歡迎を受く◬帝國總領事館より旗艦對島に對し連りに信號す◬漢口沖に在る帝國軍艦對島
▲上段より
(一)帝國軍艦隅田外國人救護の爲武昌に急航す(圖中遙かに烟を吐き居るもの即ち隅田、他は淸國軍艦)
(二)十三日帝國軍艦對島漢口に着し内外人の大歡迎を受く、獨租界より撮影、右は獨逸砲艦)、
(三)帝國漢口領事館より連りに對島艦に對し信號を發す
(四)十一月十日江上警備艦より武昌農務学堂の兵火を望む、(學堂は美代法學士の十餘年間教習たりし所)、
(一)十月十一日帝國軍艦隅田、因欲救護外國人 急武昌(圖中遙々起烟之戰囘即是隅田、其他即淸國戰艦)
(二)十月十三日帝國戰艦駛到漢口 蒙諸内外人之大歡迎、
(三)帝國總領事館頻向帥艦對島發行信號
(四)農務學堂兵火、
(From the top)
2. The Tsu-shima, a japanese washipp, arriving at Hankow on Oct. 13th-receives the warm welcome from Japanese and foreign residents there. ( Taken from the German settlement. On ths right is a German warship. )
3. Signals from the japanese Consulate to the flagship the Tsushima.
4. The fire of “ Nomugakudo ” ( a chincse agriculutual school. )
◎日本陸戰隊の上陸
◬十三日日本陸戰隊(對島水兵)漢口に上陸す◬同上
(上)日本陸戰隊の上陸(對島の水兵百名を以て組織す)(十三日以後列國居留地の聯合防衞任務に當る)
The landing aspecis Jpanese naval brigade.
(上)日本陸戰隊上陸於漢口租界、對島艦水兵)
(下)同上 其後吃水の關係上後に亂地に急航せる龍田、千早、安藝、生駒等の水兵と交代す)
(下)續 同上
◎日本居留地の警備
帝國總領事館を警護せる日本陸戰隊◬漢口日本義勇隊總員
◎列國の警備(其一)
◬十月十二日在漢口に各國對時局會議の爲露國總領事館に會す◬露國水兵の漢口租界の警備◬漢口の佛國陸戰隊
◎列國の警備(其二)
◬獨陸戰隊の獨逸租界警備◬米國陸戰隊及獨國陸戰隊の警備
◎武漢パノラマ
◎江岸停車場占領戰(其一)
◬革軍先づ電線切斷の爲め露國租界附近に火を放つ◬江岸停車場附近の革軍陣地◬官軍砲兵の奮戦
◎江岸停車場占領戰(其二)
◬官軍河南兵の前進◬革軍に用品輸送◬革軍江岸停車場を占領す
◎江岸停車場占領戰(其三)
◬江岸停車場附近の砲兵陣地(一)◬江岸停車場附近の革軍砲兵陣地(二)
◎戰後の荒涼
◬江岸停車場附近の革軍露出する◬江岸停車場附近の兩軍の累々たる死屍
◎江岸停車場占領後の革軍
◬江岸停車場守備隊と其幕僚◬革軍砲彈運搬兵の休養
◎革軍砲兵の作業
◬江岸停車場附近革軍砲兵陣地作業
◎漢口恢復戰初まる
◬避難船南陽丸より漢口兵火を臨む◬南陽丸より軍艦龍田艦隔てゝ兵火を望む
◎革軍利あらず
◬革軍江岸停車場より漢口停車場に退く(一)◬同上(二)
◎革命軍の退却
◬日本租界附近を退却しつゝある革軍◬其他
◎漢口停車場に退却せる革軍
◎北軍官軍追撃
◬北軍勢に乗じて革軍を追撃す◬北軍日本租界附近に於て革軍砲兵隊陣地を占領す
◎北軍漢口を恢復す
◬北軍漢口停車場を恢復す◬北軍漢口恢復後日本租界後部競馬場入口より新馬路に向け砲列を布き、爾後時々漢陽大別山の革軍と砲火を交換す
◎避難船中の觀戰
◬十月廿七八日の漢口兵燹を避難船南陽丸より臨む◬淸國軍艦の武昌砲撃(砲臺附近の火災)
◎京漢鐡道線路
◬漢口第一鐵橋及附近◬同線路一斑◬停車場附近の客車及貨車
◎動亂雜觀
◬動亂爆發後の銀行取付◬革軍軍隊輸送革軍◬斬首せられたる支那人◬其他
▲記事欄
▲何の道革命は免れざる運命 犬養毅
▲革命亂の過去現在及び將來 根津一
▲支那革命黨の由来と勢力 平山周
▲支那革命黨首領孫逸仙
▲脅かされたる北京政界の權力轉變
▲革命亂の起因及其經過
▲武漢革命軍の中樞人物
一 王得勝
二 湯化龍
三 黎元洪
四 黄興
▲情の黄興と孫逸仙 粹菩提
▲「民報」社毒茶事件 近藤京魚
‥‥間牒の奸計‥‥革命黨の密偵‥‥
▲蘆原將軍の革命気焔
▲彈丸雨飛下の寫眞撮映談
▲五十年前の革命大亂
▲革命川柳 馬太郎
▲革命輕口 戰鬪新話 鬼太郎
〔裏表紙〕動亂渦中の支那帝國