法華経・陀羅尼品第二十六 2020-10-14 08:34:51 | 日記 神呪を説いて守護し、弘通させることを説く陀羅尼とは梵語で総持と翻訳する総は総摂持は任持一字の中に無量の義を総摂し一義の中に一切の義を任持する陀羅尼はよく悪を遮しよく善を持する呪をもって護るのに五段ある薬王菩薩勇施菩薩毘沙門天王持国天王十羅刹女の五番の神呪である
法華経・観世音菩薩普門品第二十五 2020-10-14 08:26:49 | 日記 寿量品の仏が、衆生を済度することを説いている。すなわち観世音菩薩が、三十三身の普門示現で衆生を済度する。観世音菩薩はこの娑婆に因縁が厚く、古来から多くの人によって読誦された観世音とは人観世音は化他についての名衆生の三業の善を生じさせるために※観世音※観世意※観世身と説いて、口業に他の二業を摂して、観世音と称した普門は法。現身説法の妙用この品は三十三身十九説法を説いて供養を勧めた無尽菩薩は宝珠を観世音菩薩に与えたが受けようとしなかったが、釈尊の勧めによってこれを受け、宝珠を二分して、釈尊と多宝仏塔に奉った。このことは、観世音は菩薩であるから、無上の二仏に布施して、施者の福をますます大きくすることになるのである
法華経・妙音菩薩品第二十四 2020-10-14 08:07:03 | 日記 妙音菩薩の三十四身普門示現を説く妙音菩薩。この菩薩が浄光荘厳国の浄華宿王智如来のもとから、この娑婆世界に来る時「諸国六種に振動し、皆ことごとく七宝の蓮華を降らし、百千の天薬、鼓せざるに自ら鳴る」とあるそれはこの菩薩が過去に十万種の伎楽を仏に供養し、八万四千の宝鉢を奉った因縁によって、いまは浄華宿王智仏の国に生まれて種々の神力があるからである妙音菩薩は身を六道に分けて一乗を弘めるので、身に定形がない。これは衆生滅後に仏道を修行する人法に対して、疑いの思いを生ずべからずと、受法の弟子を戒め、さらに法華経を行ずる者は普現色身三昧を成ずることができると教えられている
法華経・薬王菩薩品第二十三 2020-10-14 07:49:16 | 日記 宿王華菩薩の問いに対し、釈尊は日月浄明徳如来の本事と、その仏から付属を受けた薬王菩薩の本事を説いた薬王菩薩が苦行して、色身三昧を得、報恩に焼身供養したことを説く。諸仏の同賛があり「これ真の精進なり、これを真の法をもって如来を供養す、と名づく」と説かれた
法華経・属類品第二十二 2020-10-14 07:41:16 | 日記 一切の菩薩に、如来が付属することを明かす。属類とは諸菩薩に弘経を属託すること諸菩薩は付属を受けて「世尊の勅命の如く当につぶさに奉行すべし」と三度誓い、付属がおわって、諸の分身仏をおのおのの本土に還らせて、多宝仏の塔を閉じた