釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

今年初釣行 愛知川と… part1 

2020-06-21 23:38:44 |  実釣
やっと釣りに行けたので、ブログを綴ろうとしたのですが、何も綴る事が出来ずしばらく携帯とにらめっこをしてしまいました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?
最下級釣り師です。

こう書き出すと、『なんだ。またボウズか。やっぱり最下級だな』と思われたそこのあなた…

ほぼ正解です!!

今回は初めての愛知川上流の渓流釣行であり、ポイントを見る事を第一の目的として時間の許す限り釣りを楽しむ予定でした。
しかし、まさかの私が有休を取得した金曜日、西日本が大雨になってしまい…
しかも、雨は木曜日、金曜日のピンスポット…

神さま、私何か悪いことしました?

私の貴重な有休を見事に打ち砕いた梅雨全線…
雨雲レーダーを前日から1時間おきに確認していたのですが、絶望しかありませんでした。。。
(ちょうどオレンジの下が愛知川水系です)


もう釣りは中止にしようかと思ったのですが、せっかく休みを取ったので行くだけ行ってみて、酷い状態なら中止にする事にして出掛けてみました。

勤務先の寮から約2時間で愛知川上流に到着しました。
途中、永源寺ダムを見たのですが、濁りがなかったので『おっ?行けるんちゃう…』と、ほのかな期待をしてしまったのですが、現実は…


濁流です…

もう何も言うことはありません。

初めての渓…雨天…濁流…普通ここで導き出される答えは中止しかありません。

ただ、このまま帰るのはつまらないので、下見だけして帰る事にしました。

御池川が初心者にも向いてるとのことでしたので、そちらに行ってみることに…

川沿いをずっと舗装路が走っているので、コペンでも問題なく行くことが出来ます。

上流に行っても濁流は変わらなかったのですが、途中で支流を発見!


水量もそれほど多くなく、水はクリアです!

『これなら行ける』と踏んだ私はそそくさと準備をして釣りを開始しました。

しかし、雨が降るなかでの準備はコペンでは大変。
こういう時は、跳ね上げ式のリアゲートがある車がありがたいですね。


ゲーターを装着し入渓します。


久々の感覚…そして初めての渓…ワクワクが止まりません!

しかし、ワクワクとは裏腹に、釣りの方はさっぱりでして…

先ず、キャストが超超下手くそになっており、ルアーの弾道が浮き上がるばかりで釣りになりません。

渓流釣りを初めてした時と同じような状況です。

ルアーを木や対岸の岩に引っかけ、回収しに近づくと逃げる魚影があり…
このパターンでポイントを潰し、更にはいつの間にかラインがモモって手直しに時間を取られる…

このループの繰り返し…無限地獄です(泣)

途中、自分に悪態をつきながら声が出ている事に少し驚いてしまいました。

更には、やっぱり雨なので水量は多く、押しの強い流れとなっているので歩行も大変でして…

全然楽しくありません。

それでも前進していると、緩くなった流れに魚が泳いでいるのが見えました。

ミノーのトウィッチで食わせるには小さなポイントだったので、スプーンに変えてキャストしました。

たまたま上手くポイントにスプーンが入り流れに乗せていると、上流に頭を向けていた魚影が動いた瞬間ロッドの穂先が絞り込まれました!

ラインが岩に擦られないように直ぐにラインを巻き上げます。

下流側より、一段低くなった岩の影から釣っていたので、手前の岩にラインが擦れないように、魚を空中に上げて取り込もうとランディングネットに手を掛けた瞬間でした。

魚が暴れてオートリリースです。

空中で暴れていた魚は間違いなく20㌢位のイワナでした。

初の渓流イワナだっただけに、悔しさは倍増…

ふと思うのは、最近(去年の釣行より)このパターンでバラしている事が非常に多い気がしまして…
バーブレスって、ある程度大きな魚であればラインテンションさえかけていればそんなに外れる事はないようですが、私のルアーに間違って食い付いてくれるような20㌢前後位までの魚は、とても外れ易いような気がします…
『もうバーブレスなんてカッコつけるのやめようかな…』と真剣に考えた瞬間でした…

とは言え、久々の手応えにやる気が出まして、更に進んでいくのですが…
魚影は確認出来るもののヒットには及ばず…

ルアーをミノーにするため、ミノーケース取り出すのに足元に視線を向けた時でした…

足跡のようなものがあります。


足跡は鹿や猪より幅が広く、人間のように長くはありません
これって森の熊さんの足跡では…?
そう言えば、車を停めた駐車場にこんな看板が…


山深い渓流にたった1人でいることに今更ながら気付かされます。


『まっ、まぁ…時間も11時過ぎたとこやし…』と、時間を理由に脱渓する事にしました。

いやホント、この時は怖かったです。
帰るときはオモチャのピストルを計5発鳴らし、手には熊鈴を持って必要以上にリンリン鳴らしながら、更には熊スプレーも直ぐに発射出来るように安全ピンを外して帰りました。

『あの足跡も熊かどうかも分からんのにどんだけビビっとんねん(笑)』と思われるでしょうが、ホントに怖かったんです。

後数年で50才になるいい大人が…こんなに怖かったのは久々でした。。。

車に着いた頃、雨が少し強くなってきました。
天気予報では昼からは曇りになり、翌日は回復する傾向にあるとの事なので、それほど酷い雨にはならないでしょうが、今日はもう渓流で釣りをする気になれません。

けど、あの魚がヒットした瞬間の感覚は残っており、久々にどうしても一匹釣りたい私は…

続きはpart2へ
コメント (2)
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