釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

愛知川上流釣行 慣れないことは上手く出来ないのです…

2021-03-07 21:16:00 |  実釣

全国の渓流ファンの皆様、いかがお過ごしでしょうか?

最下級釣り師です。

全国の渓流中毒者の皆様におかれましては、ウェーダーを履いて竿振り回す事が出来、先ずは中毒症状がかなり和らいだのではないかと思います。

かく言う私もその内の一人でありまして…

今回は解禁を少しずらして有休を取得し、愛知川上流へ行って来ました。

しかし…

天気は釣行予定の2日前までは、ほぼ曇りの予報だったのが、前日には昼から雨の予報となってしまい…

当日になると朝から雨でして…


一昨年の釣り納め釣行から天気にはホント恵まれていません。

とは言え、シトシト雨なので多少の増水はあっても濁りが入る事は無さそうなので、愛知川釣行を決行しました。

天気は雨でも気温はそれ程低くないのが救いです。


自宅から約1時間で愛知川上流に到着しました。

先ずは永源寺にある道の駅でコーヒーを調達します。


それと、雨が降っていたので、ここの休憩所でウェーダーとベストを装着します。

雨の時、コペンは辛いですね…(泣)

そしてマップを見てどこに行くか考えてみます。


前回は(と言っても去年の話^_^;)御池川方面へ行ったので、今回は茶屋川方面へ行く事にしました。

車でひた走り、渓流に降りられそうな道を探していたのですが、気が付けば石榑トンネルに入っていました。

石榑トンネルは、鈴鹿山脈を貫くトンネルの1つで、滋賀県と三重県を繋いでいます。

全長4.2㎞あり当然途中でUターンは出来ません。

一度三重県側まで出てからUターンするしかないのですが…いきなり時間ロスです。

またUターンしてから様子を見ますが、川近くの駐車スペースはどこも車が入っており、私のような新参者は空気を読まずルール違反をしてしまいそうだったので、結局車が止まっていなかった道の駅付近まで戻って入渓しました。

今日のタックルは、トラウティーノTTS-462ULとABU RevoALXΘ 2000SHです。


そして今日はCASIO EXLIME EX-FR100をヘッドカメラにしてインターバル撮影を行いました。

今日こそはこのタックルと、昨年完成したランディングネットへ入魂出来る事を願って実釣開始です!

愛知川初めての本流です。


久々の渓流に心癒されます。


しかし…

解禁の時に沢山放流したようなので、「ボーーっ」と浮いてる魚でもいるのかと期待したのですが…

魚影すら見ることもなく…ポイントを移動する事にしました。

もう一度、茶屋川へ行こうとして、それらしい細い道へ入ったのですが、結構荒れていてコペンで進むにはちょっと無理がありそうだったので断念しました。

他のポイントも相変わらず人が多く、平日とは思えません。

それもそのはずです。

今日はアマゴの放流日なので、皆さんそれを狙っての事なのでしょう。

私は、ずっと以前からこの日を有休にしていたので、決して放流魚を狙うつもりで来た訳ではありません。
 
一応断っておきますが、私が予定した有休と放流する日程がたまたま重なっただけです。 

…と言う事で、漁協でもオススメだった御池川に行く事にしました。

前回は御池川の支流に入ったので、初の御池川になります。

適当に入れそうな所で車を停めて入渓しましたが結構な斜面です。
早速遡上して行きます!


とても綺麗な渓相です!

晴れてたらもっと綺麗なんでしょうね…


歩いてるだけで癒やされ…いえいえ!

ここに来た時点でもう昼を少し回っていたので、癒やされている場合ではないのです!

ですが…魚影すら見えない状況に、「今回もか…」と諦めモードに突入しかけていました。

遡上していると、小さな堰堤が見えて来ました。
狙って見ますが反応はありません。
堰堤を登った所で、タックルが置かれていました。

周囲を見渡しても人影はありませんが、近くに道路へ出る階段が見えたので、脱渓して休憩しているようです。

と言う事は、今まで来た所は既に抜かれた後だったのでしょうか?

一気に疲れてしまいました…

これ以上許可なく勝手に遡上するのはルール違反なので、私も脱渓する事にしました。

道路に出て、コペンの所まで戻ると…
反対車線に軽トラが停まっています。


軽トラの運転席に人がいたので、「こんにちは」と声を掛けた所…

「どう?釣れた?」と声を掛けられました。

さっぱり釣れませんでした…と答えると、ここでトンデモない情報が入ってきました!

軽トラの人「そうですか…でも、もうすぐここで放流するから釣れるかも知れませんね」と…

最下級「え!?そうなんですか???

興奮した私は、一気にやる気ボルテージが上がります。

すると1台のトラックがやって来ました!

荷台には、私の夢と希望が載っていました!!!


すると、あれよあれよと言う間に、軽トラが集まって来ます!

先ほどの方は漁協の関係者のようです。

今日の放流は「アマゴ」で、バケツ4杯分をここに放流するようです。

手際よくバケツにアマゴを移して、先ほどの急な斜面を降りて行きます。

当然、私もその後をいそいそと着いて行きました(笑)

渓流での放流に立ち会えたのはラッキーでした!

まぁ、これで釣れるかどうかは別問題ですが…(^_^;)

このように漁協の方々が放流しているから、渓流釣りが成立しているのでしょうね。

当然、狙うは天然モノですが、釣れなければ面白くありませんし、この中から天然モノに昇華する個体がいるかもしれません。

「ほな頑張って!」と声を掛けて下さり、渓流の勇者達(漁協の皆様)は希望を待っている次の釣り師達の元へ旅立って行かれました。
 
渓流の勇者様(漁協の皆様)、ありがとうございました!

さて…ここからどうしたものか?と思案します。

ついさっきまで、トラックに揺られいきなりバケツに放り込まれたアマゴが、すぐにルアーで釣れるとも思えません。

しばらくポイントを寝かした方が良さそうです。

もしかしたら、寝かせてる間に何処かへ行ってしまうかも知れませんが…(笑)

寝かせてる間暇なので、放流ポイントよりも少し上流にあるポイントに向けてキャスト練習をする事にしました。

まぁ、先程遡上した所なので、釣れるとは微塵も思ってませんでしたが…

ルアーはピュアのスプーンをチョイスしました。

ピュアに付け替え、3投ほどキャストした時です。

ピュアの後ろに黒い影がついて来ました!

尺はありそうな大きな魚影です。

スローに手元まで巻いて来ましたが、逃げずにずっと追いかけてくるので8の字で誘ってみます。

しかし、残念な事に見切られたのか、スッと目の前の大岩に隠れてしまいました。

心臓バクバクしましたが、今日の山場が終わった…と実感した瞬間でした。

しかし、ドラマはここから始まったのです!

イワナが隠れたのは左側の岩です。

駄目元で、岩の奥へフリップキャストでルアーを送り込みます。

寮での地味な室内練習の成果が活かされました!

そして、岩の先をかすめる様にルアーを流していた時です!

急にロッドが絞り込まれました!

かなり首を振っていますが、フッキング(向こう合わせ)がしっかり出来ているようです。

安心して(慌てて)ランディング出来ました!


やっと…やっと、自作ランディングネットに入魂出来ました!


しかも人生初の渓流で釣ったイワナです!

サイズは尺に少し届かない27㌢でした。


上出来な結果ですが、1つ残念なのは尾ビレを見た所、解禁の時に放流された個体のようです。

諦めかけた気持ちの中のキャストではありましたが、一応狙った通りに釣れた事がとても嬉しく最高の1匹になりました

しかし、慌てて撮影をしたせいか、タックルを配置したり、ランディングネットに沿わせて頭をアップにして撮影する構図等々…

釣れたら綺麗に撮影するつもりにしていたのですが、釣れた事に舞い上がってしまい舐め回すような撮影会をすっかり忘れてリリースしてしまいました( ノД`)…

慣れない事態が発生するとこんなもんですね(泣)
次釣った魚はしっかりと撮影させて頂きます!

で、その後放流アマゴを狙ってみたのですが音沙汰なく…脱渓する事にしました。

時間もなくなってきました。

最後に、漁協付近の本流を探ってみましたが…釣れる気配はなく…

そしてタイムアップとなり納竿としました。

再び道の駅に戻り釣具の片付けをします。

ちょっと食堂のメニューを見てみたのですが…


鰻丼が安い!


そして何コレ?美味しそう!


今度食べてみようかな?

と言った所で今回の釣行は終わりました。

無事に一匹釣れた事に安堵しておりますが、たまたまそこに食い気のある魚がいただけで、何か…こう決定的な何かが掴めていません。

要は、渓流ルアーの釣り方がまだ理解できておらず自信が持てていないのです。

これは経験を積むしかないのですが…

しかし、今の私には経験を積むための時間が限られています。

次回の釣行からは、再びボウズ街道まっしぐらかもしれませんね…
コメント (2)
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