パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

わらいばなしと目の前の人参

2021-12-15 10:28:46 | 長男&次男:小学校へ行く
 長男リロ・・・。
グレーゾーンの療育ッ子です。
正直、生後~年中くらいまでは、かなり特殊で親として疲弊していました。
ただ、月日や経験を積む毎に、白色がどんどん混ざってきているのを感じます。

 昔は本当に大変でした。

授乳も最初は断固拒否で、何をどうやってもダメ。
助産師さんの目の前で指導通りやっても全く駄目で、理由も分からず必死でした。
表情も今思えば若干乏しかったかも。
真顔でじ~~~っと親の顔を見ているだけの時もあり、違和感がありました。
とにかくよく癇癪っぽく泣いていました。
落ちた髪の毛に怯えて大泣きするので、散髪は大変でした。
食事は、味の問題以前に、見ただけで拒否。
消化器や消火栓が大好きで、四六時中、それらの見つけて騒いでいました。
住宅の境界線も大好きで、各駅停車状態で指さしをして歩いていました。
前を走る車がいなくなると、何処へ行ったんだ!・・・と、激しく癇癪。
とにかく、何だか分からない「こだわり」や「癇癪」が強く、理解不能の事が多かったです。

 しかし最近、
それらの昔話は、笑い話になりつつあります。

「あれは何だった?」・・・と聞くと、
「何だったんだろうね・・・」と、恥ずかしそうに笑います。
「覚えてる?」・・・と聞くと、「覚えてるよ」・・・とも。

そして、「(あの頃は)どーもすみません」と言ったりして。

客観的に過去を思い返し、
そんなことが言えるようになったんだな・・・と思うと、感慨深いです。

折角なので、
「赤ちゃんや小さい子を育てるのは大変なんだよ~。
 リロも赤ちゃんが産まれてその子がグズグズ言っても、大事に育てるんだよ。
 子どもはみんなグズグズ言いながら大きくなるんだからね~。」
などと、リロ自身「来た道」を忘れないように付け加えてみたりもします。

   子ども叱るな、来た道だ
   年寄り笑うな、行く道だ

息子が子育てをする頃は、おそらく親は80前後になっているでしょうから、
話して聞かせられる事は、直ぐにしておかないと!・・・と。


 先日は、個人懇談でした。

「素」が出る家庭内では、色々課題がありますが、
学校では頑張っているようで、そこはホッとしています。

学習障害も今の所出ていないので、それなりに大丈夫かな?
あとは「頭の善し悪し」と「努力の問題」かな・・・という印象です。 

現状としては、注意力の欠如があり、全てにおいて「雑」で「適当」で、
テストも適当にやって、つまらない間違いを沢山する子でしたが、
「100点取ったら、100円あげる」・・・と言ったら、頑張り始め、
テストに関しては、不注意やいい加減さが、グッと減りました。

   恐るべし・・・お金パワー

 もうすぐ冬休みに入りますが、
家では相変わらず「勉強嫌いのグズグズ」なので、リロとの母子バトルは必至です。
それでも頑張って(諦めて)やりきっているので、褒めてあげなくてはね・・・。

コロナも落着いて、今が一番平和な時。
楽しい冬休みにしていこうと思います。


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