パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

義父:再び自転車に乗る

2024-11-21 09:40:30 | 高齢の親
 義母が入院して数日後、
みんなの説得で危険やリスクをそれなりに納得し、
乗るのを止めていた電動三輪車に、義父がまた乗ったそうです。

義妹から、
「お爺さんがまた自転車に乗った。私じゃもうどうしようも無いから、お兄ちゃんが何とかして」
といった連絡が入ったそうで・・・。

実子の二人は、やきもきしながら「どうして?」と、怒っているのでしょうけれど、
私は何だか背景が分かる気がします。

きっと、
・婆さんが入院した⇒せめて自分は自立した生活が出来る様にしよう
・婆さんが入院した⇒だけど自分はこんなにピンシャンしていて、何でも出来るぞ
・婆さんが入院した⇒監視する人がいなくなり、今こそチャンス!
基本はこんなところかな。

義父としては、一生懸命なんだと思います。
私は義父の生きようとする姿や、自立しようと必死にもがく所が好きだ。
義母の場合と違い、やる気がある人に対してはサポートしてあげたいとすら思う。

   だけど、一人で出掛けてしまうのはね・・・
   自転車で出掛けて、救急車で運ばれた前科があるしね・・・

   にしても、
   自転車乗って、どこ行った?
   欲しがっているパソコン買いに?

パソコンも、問題無くしっかり使えるモノが家にあるのだけれど、
もう覚えられないというか、この間までCDに焼いたりとか普通に出来ていたのに、
すっかり忘れて、すっかり出来なくなって、
教えても教えても忘れるし、紙に書いてもその紙を無くすし、
初心者用のデカ文字のマニュアル本もあげたのに、無くしてしまい
(時々様子を見に来てくれている義母の弟が棄てたと思われる説があるらしい)、
パソコンの問題と言うより、義父自身の問題なんですよね・・・。

でも、そういった認識が無いのか、とことん認めたくないのか、
新しいパソコンをひたすら欲しがる義父。
 
   パソコンの問題じゃ無いってば~~~


 だけど、なんだか可愛いよね。
義父は好きなのよ。私。

身内には「頑固じじい」「偏屈」「変わり者」と嫌われているけれど、
一生懸命なところが、凄いな・・・と。
悪口とか言わないしね。
あ、私に聞かせないだけかもしれないけれど。
寧ろ「介護は嫁がやれ」と思っている一番のボスかもしれないけれど。

でも、この爺さんは、遠回しに悪口とかじゃなく、自分で言ってくると思うの。
それを私に言ってきたら、この先どうしていくか、一緒に話合おうと思ってる。
じっくりじっくり希望を聞いて、話し合い、一緒に解決していくつもり。


 それは良いとして

まずは自転車よ。
夫は「取り上げる」みたいな事を言って怒っているけれど、
まぁ、直球で怒って取り上げるのはどうかと思うよ?

ウマイ事言って、気持ちよく納得させないと。
そして自転車も気持ちよく引き上げた方が良いと思う。

「山川市(我が家の市)で、高齢者が自転車でヨロヨロ運転をしていたの。
で、その高齢者を避けようとした車が、別の車と衝突して、運転手さんが亡くなってね・・・。
新聞沙汰になって近所で大騒ぎなった事件があったんだよ~。」とかとか。
身近な事故をイメージさせて、
「そんな風にはなりたくないよね~」「だからやめておこうね~」と、
持っていこうか・・・と、夫と話合ってみたり。

でもまぁ私も、他人だから落着いていられますが、
実父だったっら「ふざけんな!」だと思います。

心臓の悪い認知症患者が、一人自転車で遠征なんて、無い無い!

だけど、自分にまだ残っている機能を使いたいと思うのは、当然のこと。
でも、他人を危険にさらすのは、間違っている。

   難しいですよね・・・本当に

義父&義母・・・
「同時期に 一気に 一緒に 要介護」
 あら、「五・七・五」だわ
これって、二倍に大変よ?
準備も知識も経験も無く、一気に2人なんて、双子の世話くらい大変よ。
本来なら夫婦のどちらかが支える立場なのに、それが無く、
むしろもう一人、支援の手が必要になるんだから。

昔と違い、家族ですら、同じ部落で固まって暮していないしね。
一人っ子とか、遠方暮らしとか、絶対に無理だよね。

夫の知り合いの「田舎に住む一人暮らしのお母さん88才」は、
昔ながらの近所づきあいというか、助け合いというか、
近所のコミュニティーに助けられて生活しているそうですが、
それは家族以上の深い信頼関係があっての事ですからね・・・。

我が家だけで無く、
きっとみんな大変な想いをしているのだろうと想像しますし、
この先もそんな話ばかりになるのでしょうね。


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義母:腎機能低下

2024-11-21 08:34:24 | 高齢の親
 少し前に義母が入院した様です。
定期的に通っている町医者で腎機能低下の診断を受け、
大きな病院へ回されての入院だそうです。

しんどさは見られるそうですが、よく喋って元気みたいで、
一日二日、色々な管に繋がれていたそうですが、ソレが外れると同時に一般病棟に移り、
約3週間で退院出来るそうです。

取敢えず3週間で退院出来るレベルであったことは、良かったです。
でもそれ以降はどうするのでしょう?・・・ね。

 腎機能低下は、糖尿病の教科書通り「合併症」でしょう。
病院へ通い、薬を飲み、だけど食事は好きなモノを食べているだろう糖尿病の高齢者。
なんだか矛盾していますが、それくらいの楽しみはもう許容してやっていくしかないのでしょうね。

高齢者自身も食べる楽しみを主張するなどして我が儘だけど、
私もあれやこれやダメダメ言うのは嫌だった。
誰だって「否定」するのは嫌だよ。

一緒に暮すとなると、それがもう四六時中なわけだし、
何より、「嫁」という立場上、余所様の父上母上の健康を害するお世話をしたとあっては、
何を言われ何を思われるか分かったもんじゃ無いし、とにかく気が抜けない。
・・・そんな気持ちだったよ。 同居したあの2ヶ月は。

「ど~~~ぞ、お好きにして下さい」って、言いたいけど言えない。
いや、言ったほうが良かったのか?
子育てと一緒で、放置厳禁だと思っていたけど、高齢者なら良かったのか?

   必死すぎて気づかなかっただけで、   
   私も軽く病んでいたんだと思う

   挙げ句、義母が時々訪れる娘(義妹)に不満を言い、
   娘(義妹)は兄(夫)にそれを伝える
   そして夫は私に伝える

こういう連鎖は、もう二度とゴメンです。

義母の気持ちもある意味分からないでは無いですが、
ああいった裏表のある性格や、足元を巣食われる様な本心に、
力尽きてしまうような想いは、もう二度としたくないです。

そもそも、私に面倒を見て貰う事はご本人の希望では無いので、
義母にとっても「不満からのスタート」な訳で、どうしようも無い話。


 私もね・・・
ブログでは言いたいことを言って、毒を吐きまくっていますが、
本人や義妹には、遠回しにやんわりとしか言えないんですよね・・・。
決して「良い嫁」を演じたいわけではなく、「弱った老人」を放置出来ないと言うか・・・。

しかし、それにつけ込んでくる嗅覚の鋭い義妹は、相当なものです。
知り合いなら別にどおってこと無いですが、身内としては大嫌いになってしまいました。

それもこれも、やはり昔の価値観
主に「長男=跡取り」「長男嫁=介護」を擦り込まれて育ったからなのでしょうね。

「私は嫁いだ身だから、〇〇家の事は何もしなくて良いとお爺さんに言われた」とか、
(そのお爺さんは最近、「親の世話はお前(娘)の義務だ」と言ったらしいけど)
何かに付け「嫁いだ身だから~」と言って逃げるし、
当然の様に、兄夫婦(私達)に背負わせることしか考えて居ないし、
彼女の中では、それが常識で、それ一本なのでしょうね。

今は、多分、親の通院や買物に付き合うなどして、
彼女なりに精一杯やっているのだろうと思いますが、
潔癖症なので、家のことや生活の手助けはこの先もする予定は無いと思います。
その辺りのフォローなどは、どうしていくつもりなのでしょうね。

ケアマネさんが的確に導いて下さるよう、願っている状態です。


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