郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

八坂(長野県大町市)への援農の旅−2

2020年11月18日 | 日記

翌日は晴天。

山の畑に行く途中。谷から雲が沸き上がり、向かい側の山は青くかすみ、幻想的な風景でした。

 

Hさんは、木曜日、大町の小学校でネパール人の女の子の学習サポートの仕事があり、Yさん、Rさん、私の3人で、畑の片づけ、大型ビニールトンネルの撤去。

 

ビニールの網と支柱のパイプを細いビニール糸で縛ってあり、

「これ、はさみで切っていいよね?」とRさんに聞くと、

「切らないでください。来年も使いたいから」

「はい、わかった」

「あのね、今年、野菜は売っていないの。母さんは、近所の人や友人にわけてしまっている。現金がはいってこないから・・」Rさん。

 

彼は不登校で、その後もなかなか外に出てこられなかった。

7年前父親が亡くなって、それから少しづつ、母親の農作業を手伝い始めた。

 

ビニールを外し、パイプを運び、8割方終わったところで12、大町に降りていき、12時半に落ち合う駐車場へ。

 

車を降りると、北アルプスがそびえている。

スカイツリーが見える商店街が合羽橋のウリだけど、北アルプスが見える大町商店街、いいなあ。

お昼は、Hさんがサポートする3年生の父親が営む店「ヒマラヤン・シェルパ」にカレーを食べに行く。

こじんまりした店はランチの客で満員、繁盛しているようでした。

 

お昼をすませた後、久しぶりに鷹狩山に行く。

展望台から真正面に銀色に輝く北アルプスの連山がそびえ圧巻でした。

 

-Ka.M-


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