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ユキノシタ

2021-05-12 | 植物etcアルバム
緑の葉の葉脈沿いに白い部分が、ちょうど葉に純白の雪が積もり、その雪の下に生えているようにみえるところからユキノシタと名づけられたということです。
例えがあまりよくないかもしれませんが、肉の脂肪分のようにも白い部分がみえますが、昔の人の感性は素晴らしく、いい名前ですね。
そして、その花も可憐でよくみると形も彩どりも変化に富んだ世界が広がっています。
①上部には小さな花弁が3つ。上側には淡紅色の不規則の斑紋があり、下側部分はほぼ白色で、その中に黄色の斑紋があります。
②下側の2つの花弁は、ずっと大きな披針形の純白で、上側の小さな花弁とは異なる清楚さです。
③雄しべは10個あり、花糸は白色で、裂開前の葯は、淡紅色。
④ユキノシタの子房は上位で、濃黃色は花の中心に大きく目立っています。
⑤2本の花柱は直立し、開花直後は短く、雄しべが花粉を出し切り、葯が脱落する頃には、長く伸長するそうです(2つ目の開花前の画像と較べてみてください。)。






小さな世界に一杯美しいものが詰まっています。