耐震計算の結果、0.28と地震には耐えられない結果が出た。
屋根瓦も葺き替えの予定だったが、予算の都合で残念したが、葺き替えの理由には耐震強度をあげる目的もあった。
耐震壁を確保し、屋根を葺き替える事で、強度指数は1.2以上の判定となったが、葺き替え費用300万円は負担が大きすぎる。
耐震壁補強で1.0の耐震指数で納得し、葺き替え費用は節約する事となった。
外周柱基礎は、御影石を加工し連続に敷き並べ、外部の雨水が床に進入しないようにしている。
室内の柱は、四角錐に加工された御影石。
1階の階高さは高く、基礎の強度を補うため、天井裏のバットレス(頬杖)で補強している。
この補強が有ったため、85年間の間この家は変形を起こすことなく耐えてきたのだろう。