よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

N邸訪問

2011-07-04 17:57:39 | 住まいづくり

 本日室内デジタル温度計設置の為N邸訪問。
それと、ついでにカ-テンフックを取り付ける為。
もう一つは、私の訪問を待っていてくれる彼女(しのちゃん)に
逢いに行くためと、いろいろな楽しみを持ってご訪問。

照れ屋のしのちゃん、3歳。
行く予定がずれた日には、おかあせさんに電話しろと
ぐずるらしい・・(笑い)

実はデジタル温度計を2個N邸に設置し、一階と二階のク-ラ-を使っていない時の温度差を知りたくて分けて計測した結果、驚くなかれ
温度差は1度しかない!

普通は、階段を上がって行く途中で温度差が分かるが、断熱をしっかり
使った家は変化が殆ど感じられない。

断熱が効いてない家は多分5~6度の温度差が発生するが、
N邸は1度とその差は少ない。
今回、本格的に計測するのが初めてなので、結果が楽しみですが
以前暮らしていた奈良の住まいは、夏の電気代金が月12000円と
ガス代金が8000円程度支払っていたらしいが、今年新居の6月のランニングコストは7000円だったそうです!

ということは・・三分の一のランニングコストで済んでいると言う結果になります。
多分、冬はもっと大きな金額差がでるでしょう!

奈良で住んでいた時の一年間のランニングコストと、これから計測する新居のランニングコストを比較した表は一年後に発表いたしますので
ご期待くださいませ。

併せて、建物の建設費用も分かりやすく分析いたします。
N邸のお友達が新居訪問に伺うそうです。

その中に既に建てている人が「うちの家造り失敗した」とN邸を見て
言うそうです!
建ててしまってから家造りの失敗に気付いてもどうすることも出来ません。
失敗する前に、貪欲に良い物を追い求めなければせっかく投資した
多くの建設資金もさることながら、自慢するところが無い、クロスと新建材だらけの家で長い間暮らさなければならないのは、可愛そうに
思うのですが!

諦めずに是非追い求めていただきたい!
必ず、本当にいい家を作ってあげたいと思っている人に巡り合うことが
できます。


住まい作りの意識

2011-07-04 07:48:20 | 住まいづくり

 東日本の仮設住宅にも問題が続発しているようだ。
国は自分達の都合で業者に丸投げをし、受けた企業は工期もさることながら儲けるため工事も仮設だからとずさんな工事となっている。

考えれば、東日本大きな予算を投入するが、問題はここに群がる企業や、この復興で私服を肥やそうともくろみを持った政治家が群がる事。

震災で、ずたずたになった東日本の人達に対し、松本震災復興大臣は
何を勘違いしているのか、思い上がっているのか、命令口調で頭ごなしに上から目線の指示を出したのが今後問題になるだろう。

結局、この人がたまたま言葉に出したのだろうが、多くの政治家は自分は選ばれた人だと思い込んでいる議員達が多い事は確かな事。

自分の使命を感じ、誰かの役にたつ心を持ってすれば、もっと
心の通った物を作る事が出来る筈が、政治家達はいまだに意識を変えようとはせず、今まで通りのやり方で国を治めようと考えている。

私達が手がける 「住まいづくり」も同じ事が言え、少しの意識の違いで
お客様に満足してもらえない物になってしまう。

自分の事を優先する場合と、クライアントの事を優先して作る場合とでは発想も違い、当然価値も違ってくる。

基本は ”同じ目線”が必要であり、議員が特別な人でも無く、
総理大臣が 偉い人でもない。
大臣も肩書き取れば ただの人!

人それぞれには大なり、小なり役目があり、特に選ばれた人は
その役目がはっきりしており、その役目を自分に課せられた使命だと考え、その意識をしっかり持って向かえば、政界も企業も、しいては
地域もそして家庭も心地よい心の環境を作る事が出来るのだろう。