よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

とりとめもなく

2010-07-01 07:56:14 | 住まいづくり

暑い夏が始まる。
特養老人ホ-ム改修工事、高石Y邸立て替え工事、N邸新築工事、F邸リフォ-ムそれぞれのプランが決まり、本設計図があと1ケ月で完了し、その後は予算を出し見積書との格闘が始まる。

総金額の大きな建物は、大きな金額が圧縮出来、小さな建物は小さく動く。 それぞれに思惑の予算があり、その予算にも限界があり、望む物には限界が無くその金額と要望を同時に満たしながら、限界まで予算を調整していかなければならない。

施工業者を呼び、方法を考え、家具屋を呼び納まりを考えながら 手間のかからない組み方を工夫しながら、材料を拾い出し、手間を読み、利益も考え1個の家具の金額を算出し、
家具職人が納得できる金額に詰めていく。

予算が少ないからという理由で 建物の性能は落とすことはせず、高断熱、高気密の建物は提供したいと思っている。
夏に涼しく、冬は暖かい家を造りたい。

高断熱で創り上げた家は、無暖房であっても外が0度で、室温16度の快適温度にまで作ることが出来、ランニングコストも落ち、住み続ける先では、安い家を作った事になる。

住まいを考えている人達は、ここまでの高断熱を作れるとは思っていないようで
何処の業者で建てても あまり違いが無いと思っているのか、或いはその断熱意識が低いのか、気にする人が少ないようだ。

高気密、高断熱、自然素材、遊び心の有る家・・・・そんなゆとりのある住まいが出来るとは思っていないのか、或いは考えがそこまで及ばないのか?
関わる業者でその提案は大きく違い、求めないならそのまま提案せずまとめてしまう業者もいるだろうし、設計者が建てたい家を描いてしまう設計者も存在する為、依頼者は、
しっかりと自分の作りたい家を考えまとめておかなければならなくなる。
施工業者、設計事務所、設計コンサルタントはそれぞれに違った役割を持ち、それぞれに長所もあり短所もあるが、見極めなければならないのは、家を建てようと思っている、依頼者の思いにある。

何処に依頼しても 家は出来るだろうが、出来上がった家は 依頼するところにより大きく違ってくる事も理解しなければならないだろう。

 

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