トヨタ自動車初のFFは♪ロングロ~ング~タ~セル~、♪アァ~ッ広さのコル~サ~というCMソングのフレーズを憶えている、ターセル/コルサでした。縦置きエンジンのFFという奇異なレイアウトの車でしたが、おかげで、ペダル類の配置は従来のFR車とさほど違和感なく、同時期のシビックやパルサーと比べても、扱いやすかったように思います。FF小型車はその後限られたサイズのなかで、最大の居住性を追求するようになり、ペダルもオルガン式から、吊り下げ式へと変化し、吊り下げアームもクランク状に曲がったモノが多くなりました。加えて、ブレーキとアクセルペダルの形状も差異が殆ど無くなり、足の裏から返ってくる踏んだときのフィーリングからはどちらのペダルかほとんどわからないクルマも多いのです。昔のアメ車に多かった、アクセルが縦長のオルガン式、ブレーキが横長の吊り下げ式のクルマは、柔らかい靴底の場合など、触れたときにどちらかがスグ分かり、踏み間違えることなどなかなかありそうにありません。
以前から、踏み間違えで暴走した事故を起こすクルマを見る度に、少なくとも自分が知ってたり、後から確認したりする範囲では、事故該当車にはペダルが吊り下げ式でアクセルとブレーキの差異があまり無い車種が多いように感じてます。昔は、運転席のみを中央よりにシフトして、レッグスペースを広く取ったクルマもありましたが、輸出用としては適さないため、軽自動車以外では見掛けなくなってしまいました。
また、NARUSE-PEDAL(ナルセペダル)という、踏み込みとツイストでブレーキとアクセルを使い分ける新しい機構が先日テレビでも紹介されていましたが、現在のところ、既存の車に改造(10万円ほど)で取り付けるしかないようです。
安全性より、コストが優先されてるのは残念に思うのです。
以前から、踏み間違えで暴走した事故を起こすクルマを見る度に、少なくとも自分が知ってたり、後から確認したりする範囲では、事故該当車にはペダルが吊り下げ式でアクセルとブレーキの差異があまり無い車種が多いように感じてます。昔は、運転席のみを中央よりにシフトして、レッグスペースを広く取ったクルマもありましたが、輸出用としては適さないため、軽自動車以外では見掛けなくなってしまいました。
また、NARUSE-PEDAL(ナルセペダル)という、踏み込みとツイストでブレーキとアクセルを使い分ける新しい機構が先日テレビでも紹介されていましたが、現在のところ、既存の車に改造(10万円ほど)で取り付けるしかないようです。
安全性より、コストが優先されてるのは残念に思うのです。