テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

Nikon 18×70 IF・防水型・WFの架台

2014-04-06 23:04:20 | 双眼鏡 望遠鏡
しばらく、標題の双眼鏡を使ってきて、というか、まさしく針で突いたような鋭い星像に惹き寄せられるように空の状態さえ良ければ、すぐさま覗く、ということを繰り返してきて、やはりこの双眼鏡の魅力の精髄を堪能するためには、使いやすい架台が必要に思えてきました。
ただ、どういったものが良いのか、いろいろと思案してみるのですが、最適解には到達していません。
野鳥撮影で、デジスコや328(300mm f2.8)などの大型のシステムの場合、ジンバル式の雲台が最適解の一つです。

カメラ+レンズの重心を二つの回転軸とほぼ一致させることにより、ある程度の仰角俯角があっても、カメラ自身が安定するしくみです。
双眼鏡の場合、重心位置で上下動させるためには、通常、フォークマウントという機構を使います。

天体用の場合、これらのマウントにある程度仰角をつけた状態でバランスするよう取付位置を調整してセットします。ただ、マウント自身を斜めにしてあっても雲台や三脚との空間はさほど大きく取れません。直視の双眼鏡では、やや窮屈な姿勢になりがちです。

で、ふと思いついて、ぶら下げてみました。コットに寝転んで10×50を使っているときの方法論です。



10×50のときでは充分だった強度も、この18×70の重さと高倍率では、やや不安があり、三脚自身の安定はストーンバッグなどの重しで解決出来ますが、針で突いた点像がごく小さくぶれる振動が発生する場合があります。
V4ユニットの強度に頼らず、サイドに突き出すとこんな感じ。



ただ、この場合、下の場合と較べて全体的な高さが足らず、座った姿勢での観望に限定されます。


課題検討は続きます。