注射を打たれる機会がありました。
ディスポの注射器になったのは、もう随分前ですが、最近のは更に針が細くなり、深く刺してもさほど痛みを感じにくくなっているようです。また、入院してる身内を見舞ったときにも、丁度点滴していたのですが、点滴のコントローラーがどの患者さんにも用意されており、昔のような、ポタポタ落ちる様子を見ながらアナログ的にチューブを押しつぶして速度を調整するのは見掛けません。昔、バイクで骨を折って入院してたときは、点滴の時間を短くするために、自分で調節して、ポタポタをツツツツツーという感じまで早くして、薬液の冷えを感じたりしていたものです。で、どちらの場合でも、印象に残ったのが、接触感染など院内感染対策の徹底ぶり。注射の場合は、管理番号の付いたダストボックスを注射部位の近くまで持ってきて、注射担当する医師以外は全く触れないようにしている様子。まあ医療廃棄物は法律上の特別管理産業廃棄物といって、廃棄に厳密な手続きが要るので仕方のない事かもしれません。入院の病棟では、各病室に必ず手を洗う小さな洗面台があり、トイレも、トイレ内の洗浄水ボタンや、ダストボックスの開閉も非接触のセンサー、手を洗った後はドアノブ等に触れることなく出入り出来るようになってました。
特に、注射器の管理は徹底してるようで、なんか、自分が感染源になったようで、良い気分ではなかったです。まあ、様々な薬に耐性のある病原菌が増えた、ということなのでしょうが、私自身が生きてきた数十年の間に、菌の世界では、淘汰や進化がそれほどに進んでいる、ということで、動植物の進化と較べると驚異的な速度です。点滴の機器といい、感染防止対策といい、皆、医療費、健康保険費から出ているわけで、医療関係のメーカーというのは、今後も安定して成長し続けるのでしょうが、増大し続ける福利厚生費の負担というものを考えるとき、医薬品メーカーへのアプローチが少ないのは、彼らが企業として、医療関連諸団体と完璧に近いヒエラルキーを作り上げているのと無関係ではないでしょう。大阪の道修町にかつてたくさんあった、手作業で頓服薬を折りたたんでいるような製薬会社のイメージからは、途方もなくかけ離れ、これも驚異的なのです。
ディスポの注射器になったのは、もう随分前ですが、最近のは更に針が細くなり、深く刺してもさほど痛みを感じにくくなっているようです。また、入院してる身内を見舞ったときにも、丁度点滴していたのですが、点滴のコントローラーがどの患者さんにも用意されており、昔のような、ポタポタ落ちる様子を見ながらアナログ的にチューブを押しつぶして速度を調整するのは見掛けません。昔、バイクで骨を折って入院してたときは、点滴の時間を短くするために、自分で調節して、ポタポタをツツツツツーという感じまで早くして、薬液の冷えを感じたりしていたものです。で、どちらの場合でも、印象に残ったのが、接触感染など院内感染対策の徹底ぶり。注射の場合は、管理番号の付いたダストボックスを注射部位の近くまで持ってきて、注射担当する医師以外は全く触れないようにしている様子。まあ医療廃棄物は法律上の特別管理産業廃棄物といって、廃棄に厳密な手続きが要るので仕方のない事かもしれません。入院の病棟では、各病室に必ず手を洗う小さな洗面台があり、トイレも、トイレ内の洗浄水ボタンや、ダストボックスの開閉も非接触のセンサー、手を洗った後はドアノブ等に触れることなく出入り出来るようになってました。
特に、注射器の管理は徹底してるようで、なんか、自分が感染源になったようで、良い気分ではなかったです。まあ、様々な薬に耐性のある病原菌が増えた、ということなのでしょうが、私自身が生きてきた数十年の間に、菌の世界では、淘汰や進化がそれほどに進んでいる、ということで、動植物の進化と較べると驚異的な速度です。点滴の機器といい、感染防止対策といい、皆、医療費、健康保険費から出ているわけで、医療関係のメーカーというのは、今後も安定して成長し続けるのでしょうが、増大し続ける福利厚生費の負担というものを考えるとき、医薬品メーカーへのアプローチが少ないのは、彼らが企業として、医療関連諸団体と完璧に近いヒエラルキーを作り上げているのと無関係ではないでしょう。大阪の道修町にかつてたくさんあった、手作業で頓服薬を折りたたんでいるような製薬会社のイメージからは、途方もなくかけ離れ、これも驚異的なのです。