テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

オオスズメバチ

2014-04-24 23:45:58 | 日記
朝のひととき。
ベランダにて、飛び散ったマツの花(おしべ)を掃除してたところ、植木鉢をどけると、小さなトカゲと目が合いました。ちょうどよいスキマを白日の下に晒されて、お冠のようでしたが、家の中に入られると厄介なので、箒で追い払うようにしました。トカゲは、ベランダの外に落ちてしまいましたが、そこを狙い澄ますよう、大きなハチが急降下します。ハンス・ウルリッヒ・ルーデルの操るスツーカもかくや、とまでは行きませんでしたが、結構急峻な角度で、明らかにいまのトカゲを狙っている様子でした。トカゲ君は、掃除機のコードが巻き取られるような動きとスピードで、下生えの中に逃げ込み、事なきを得たようでしたが、オオスズメバチがトカゲを襲うとは寡聞にして知らず、まあ、悪食な彼女らのことですから、さもありなんとは思います。もしくは、あのトカゲ君、オオスズメバチの巣にでも、ちょっかいを出し、それで付け狙われ、植木鉢の影に潜んでいたのかもしれません。
どちらにせよ、オオスズメバチは、しばらくそこいらを哨戒するようゆっくりと跳び回り、来た方とは逆の方向へと去っていきました。どうも百田尚樹の風の中のマリアを家人に勧められて読んで以降、スズメバチが飛んでいるのを見掛けると、その様子にストーリーを求めてしまうようになってるようです。ともかく、自宅付近ではほぼ見掛けることの無かったスズメバチを見掛けたということは、忘れないようにしないといけません。彼女らの行動範囲はかなり広いようで、巣にかかわらない限り大丈夫だとは思いますが。