パネルディスカッションが終わった後、韓国、ドイツ、アメリカ、オランダの研究者で昼食をとりながら、国際標準の今後の仕事について話し合いをしました。写真はそのときの様子です。ニコニコして写っていますが、この後、結構たいへんな議論をしました。
たいへんというのは、国際標準をISOにいつ提案するかということでした。日本をたつ前に、DLCのグループにて、もしかしたらドイツが2011の提案を主張するのではないか?と心配していたのですが、韓国ー日本で連携して(事前に遅らせようと画策した)とぼけた顔で、2011年は早すぎるね、と発言しました。そうしたら、オランダもアメリカもそうだという感じになり、結局2013年となりました。この間に日本とドイツとそのほかの国の基本データを整備しなければなりません。日本はあらかじめ国のプロジェクトで進めているので、大丈夫です。
なんとか、日本をたつ前に心配していたことは全部クリアになりました。堂々と帰国することができます。だから、DLCを使っている企業の皆さん、ぜひご協力をお願いしますね。
さて、この仕事、本職のDLCの研究をやっていて、いきさつ上引き受けることになりました。DLCの研究はまさに本職です。国際標準の仕事はメーカーの人が主として引き受けるものかと思っていたのですが、実態は多くの場合、大学や研究所の研究者が引き受ける場合が多いです。国際標準をたてるための議論は、研究成果に対する議論より精神的な負担が大きいものです。失敗したら、国益を損ねる場合もあります。
ちょっと愚痴ですが、国益にかかわる仕事でも、往復の飛行機(片道12時間)はエコノミークラスです。日曜日まで海洋大の館山ステーションにいて、国外出張のためにもどり、また成田空港に向かって、ドイツに4日間だけ滞在して戻ったら、すぐに技大祭に参加です。副学長だから、ファーストクラスにでも搭乗していると勘違いしている人がいたら、びっくりするでしょうね。こういう激務でも国はエコノミークラスしか認めません。エコノミーに12時間というのは、4人がけの長距離格安バスよりも厳しい条件です。
※訂正:国はエコノミーしか認めないというのは、間違っていました。条件によってはビジネスクラスで出張できることがあるそうです。今回は、知らなかった私の自業自得だったようです。
たいへんというのは、国際標準をISOにいつ提案するかということでした。日本をたつ前に、DLCのグループにて、もしかしたらドイツが2011の提案を主張するのではないか?と心配していたのですが、韓国ー日本で連携して(事前に遅らせようと画策した)とぼけた顔で、2011年は早すぎるね、と発言しました。そうしたら、オランダもアメリカもそうだという感じになり、結局2013年となりました。この間に日本とドイツとそのほかの国の基本データを整備しなければなりません。日本はあらかじめ国のプロジェクトで進めているので、大丈夫です。
なんとか、日本をたつ前に心配していたことは全部クリアになりました。堂々と帰国することができます。だから、DLCを使っている企業の皆さん、ぜひご協力をお願いしますね。
さて、この仕事、本職のDLCの研究をやっていて、いきさつ上引き受けることになりました。DLCの研究はまさに本職です。国際標準の仕事はメーカーの人が主として引き受けるものかと思っていたのですが、実態は多くの場合、大学や研究所の研究者が引き受ける場合が多いです。国際標準をたてるための議論は、研究成果に対する議論より精神的な負担が大きいものです。失敗したら、国益を損ねる場合もあります。
ちょっと愚痴ですが、国益にかかわる仕事でも、往復の飛行機(片道12時間)はエコノミークラスです。日曜日まで海洋大の館山ステーションにいて、国外出張のためにもどり、また成田空港に向かって、ドイツに4日間だけ滞在して戻ったら、すぐに技大祭に参加です。副学長だから、ファーストクラスにでも搭乗していると勘違いしている人がいたら、びっくりするでしょうね。こういう激務でも国はエコノミークラスしか認めません。エコノミーに12時間というのは、4人がけの長距離格安バスよりも厳しい条件です。
※訂正:国はエコノミーしか認めないというのは、間違っていました。条件によってはビジネスクラスで出張できることがあるそうです。今回は、知らなかった私の自業自得だったようです。