小学1年生のとき、将来はお魚の研究者になりたいと思っていました。そのころ、父親が買ってきてくれたのが、小学館の図鑑シリーズ。今日、もちものの整理をしていたら、出てきました。そのうちの1冊が魚貝の図鑑です。何度もみた図鑑で、背表紙はぼろぼろですが、内容は今でも覚えています。そして、小学生の心に刺激を与えたのが、著者の欄です。表紙を見ると、東京大学名誉教授 農学博士 末広恭雄、東海区水産研究所員 理学博士 阿部宗明、東京都立志村高等学校 黒田新市とあります。図鑑を作るのに、東京大学の教授がかかわっているのか、と心躍ったように思います。いま思えばたかが小学生向けの図鑑にかなりそうそうたるメンバーだな、というのが感想ですが、昔の図鑑はそうとうな大物を迎えて書かれていたのですね。魚貝の図鑑は貞和31年4月に書版発行、350円です。いまなら、3000円くらいの価値かもしれませんね。
ちなみに末広恭雄先生ですが、水産学者・随筆家・作曲家。お魚博士として有名だったようです。たくさんの著書ばかりでなく、作曲家としても有名だったとか。昔の東大の先生は多才な方が多かったのでしょうか。
着衣泳のホームページ http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm
ちなみに末広恭雄先生ですが、水産学者・随筆家・作曲家。お魚博士として有名だったようです。たくさんの著書ばかりでなく、作曲家としても有名だったとか。昔の東大の先生は多才な方が多かったのでしょうか。
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