斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

修了式を挙行しました

2010年09月29日 19時21分58秒 | 長岡技術科学大学の広報
9月修了の学位授与式をおこないました。卒業式と考えていただいてもよろしいです。卒業式というと3月と思われるかもしれません。大学は4月と9月に入学式があり、外国人や商船高専卒業の学生は9月の入学式で入学するなどの便宜を図っています。それとともに、卒業できる時期を3月末(4月入学)、6月末、8月末(9月入学)、9月末、12月末に設定しています。博士の場合は、博士審査のタイミングというものがあり、4月入学で3月修了という場合ばかりでなく、タイミングのよいときに審査してすぐに学位を出せるようにという意味があり年に5回くらいは修了のチャンスを設けております。

本日は学部2名の卒業にともなう学士(工学)の学位授与と、博士課程修了(大学院は卒業とは言わず、修了といいます)にともなう博士(工学)の学位授与、ならびに論文博士の授与がありました。博士は5名に授与されました。学位授与の様子を写真に掲載します。

学位授与の直後に、学長よりお祝いの言葉がありました。学位授与者のひとりひとりを挙げながら、名前と出身国、どのように活躍してきたのか、という話題を披露していました。この大学において、学生の数だけ歴史があります。学位授与された学生の名前を呼びながらその歴史を簡単に紹介するというやり方は、個人に対して最高のお祝いだと感じました。

留学生が2名博士の学位を授与されました。その留学生を昔からささえているむつみ会の紹介も学位授与のあとになされました。むつみ会は本学の留学生支援団体です。外国人スピーチコンテスト、世界の料理祭などを行っています。たまたま、先日外国人スピーチコンテストがあり、学長がそれに参加しました。たいへんすばらしい活動を通じて長岡市民が留学生と交流していることに感銘を受けたようです。むつみ会の関係者も学位授与式に出席して、2名の留学生の学位授与に立ち会いました。いろいろな人に支えられてすばらしい人材が世に輩出されるのですね。

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