斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

定例記者会見

2012年01月13日 17時28分46秒 | 長岡技術科学大学の広報
1月11日に開催された、定例記者会見の様子を報告します。仕事の嵐に巻き込まれて、やっといまのアップとなりました。


最初に、第1回国際技学カンファレンスin長岡(gigaku conference)の開催について、三上副学長が紹介しました。この技学カンファレンスは2月3日から5日にかけて長岡技術科学大学を中心の会場に開催されるものです。


次に教職員の受賞報告をおこないました。日本表面科学会から安井教授が論文賞を受賞しました。ノーベル賞でも受賞対象となったグラフェンの合成に関する研究成果に対して受賞しました。手にもっているシリコンウエハー上にグラフェンの層が形成されます。今後、これくらい大きなウエハー上での合成を狙っています。


学生の学会受賞報告もありました。一軒目は軽金属学会から優秀ポスター発表賞を受賞した吉増龍一(長岡高専出身)さんから報告がありました。車のエンジンをマグネシウム合金で軽量化しようというたいへん夢のある研究です。


また2011年電気化学会秋季大会北陸支部企画若手ポスターセッションにおいて優秀賞を受賞した長嶺健太(東京高専出身)さんから報告がありました。新しいリチウムイオン電池電極材料に関する研究でした。


最後に生物系福田教授より先般ベトナムで開催された「天然ゴムを用いた炭素循環システムの構築プロジェクト」の文部科学省による視察の様子が報告されました。中川正春文部科学大臣に直接説明を差し上げました。



今回のこのブログの内容はスマートフォンで音声入力をして、それをそのままブログに貼付けたものです。スマートフォンの音声入力の識字率の高さにびっくりしています。これだけの文章を打つのにあっという間でした。キーボードを打つ速さに比べて1/4くらいの時間でした。

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