授業見学です。沖縄高専自慢の図書館屋上からの展望に続いて視聴覚教室に入りました。「授業見学です」「はい、わかりました」のやり取りの次に、私が思わず言ってしまった一言が「授業ですよね?」
いきなり目の前に広がった風景が沖縄の三味線である三線を手にしている学生たちでした。音楽の授業中で、安里屋ユンタ(あさどやユンタ)という八重山諸島に伝わる民謡の練習中だったのです。
ユンタとはかけあい歌のことで、琉球王国時代の竹富島に実在した安里屋クヤマと、王府より八重山に派遣されクヤマに一目惚れした役人のやり取りを描いた曲だそう。てぃんさぐの花についで有名だそうです。
歌詞を引っ張ってくると、「あさどやぬくやまによ サァユイユイあんちゅらさうん生まりばしよマタハーリヌチンダラカヌシャマヨサァ」なんとなくわかるような、わからないような。
伊東繁校長先生とお話していたら、「そんなことで驚いてはいけない」ということで教育課程表を見せていただきましたら、語学の中にドイツ語、中国語などに続いて、沖縄方言I、沖縄方言IIという科目があり、それぞれ1単位となっていました。
なるほど、音楽や語学の講義を使って地元の文化伝統をきちんと教える地域連携をここに見ました。講師はもちろん、地域の専門家です。全国に広がる国立高専の個性を出す、ひとつのやり方として感心しました。
突然の見学にもかかわらず、一曲披露してくれた学生たちに感謝します。
いきなり目の前に広がった風景が沖縄の三味線である三線を手にしている学生たちでした。音楽の授業中で、安里屋ユンタ(あさどやユンタ)という八重山諸島に伝わる民謡の練習中だったのです。
ユンタとはかけあい歌のことで、琉球王国時代の竹富島に実在した安里屋クヤマと、王府より八重山に派遣されクヤマに一目惚れした役人のやり取りを描いた曲だそう。てぃんさぐの花についで有名だそうです。
歌詞を引っ張ってくると、「あさどやぬくやまによ サァユイユイあんちゅらさうん生まりばしよマタハーリヌチンダラカヌシャマヨサァ」なんとなくわかるような、わからないような。
伊東繁校長先生とお話していたら、「そんなことで驚いてはいけない」ということで教育課程表を見せていただきましたら、語学の中にドイツ語、中国語などに続いて、沖縄方言I、沖縄方言IIという科目があり、それぞれ1単位となっていました。
なるほど、音楽や語学の講義を使って地元の文化伝統をきちんと教える地域連携をここに見ました。講師はもちろん、地域の専門家です。全国に広がる国立高専の個性を出す、ひとつのやり方として感心しました。
突然の見学にもかかわらず、一曲披露してくれた学生たちに感謝します。