斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

本日の学部の講義

2012年05月08日 21時28分28秒 | 講義記録
今日は59名が開始前からそろっていて、遅刻は2名(ほんの数分)。朝から学ぶ姿勢がみられました。素直に評価します。

始めは235uの核分裂反応から話しました。中性子の役割とエネルギー、怖さ、原子炉中の水の役割は理解できたでしょうか。技術者として、知るべきことを知って、それから慎重になる、推進する、という自分の考え方を作りあげてください。

波動関数の初歩の初歩を勉強しました。目標はボーア半径を理解することで、ボーア半径で電子存在確率が最大になる、不思議な式だということに気がついた学生が多かったように思います。そういう式なんだと合点した学生は、この30分くらいの時間で、人生が大きくかわったことでしょう。これが大学の講義です。

来週から英語のテキストを使います。講義も英語でやります。(といいたいけれど)

材開の学生で12日からの救助員養成講習会を受ける人はいないのでしょうか。希望者がいたら、斎藤までメールで連絡をください。

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