斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

出張科研費塾

2012年09月19日 04時45分59秒 | 高専訪問記
いわゆる出張VOS塾で富山高専本郷キャンパスにお邪魔しました。
今回もたくさんの先生にお集まりいただき、と書きたかったところですが、学会が重なったり、すでに科研に採択されて今年は申請のできない先生がたくさんおられて、少な目の参加者数でした。でも、私のほうは今日も研究内容をどうブラッシュアップするかという点で新たに「これだ!」というものに出会えたので満足しています。やはり塾形式集団ディスカッションの威力はすごいと思います。

前回、射水キャンパスで行った時にまな板の上に載っていただいた伊藤尚先生にブラッシュアップした提案を行っていただきました。2週間経って磨きがかかっていました。昨年まな板の上に載っていただいた石黒農先生の提案は聞いているこちらにいろいろな発想が出てきて、聞いていて楽しいものでした。豊嶋剛司先生は今回初めての経験でまな板に載る前は緊張したそうです。わかりやすくて、たくさんの質問を参加者から湧出させていました。
 

時期的にはそろそろ第一段階は終了となります。構想がまとまり次第第二段階に入り、さらに集団ディスカッションでブラッシュアップされることでしょう。

前回も今回も両キャンパスをテレビ会議システムでつないで相互のディスカッションも行いました。こういったインフラがわが国の技術者教育の高度化のために整備されることが重要で、この点が喫緊の課題だと感じています。

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