斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

あさってからお邪魔する高専

2013年01月22日 19時05分22秒 | 高専訪問記
瀬戸内の高専にお邪魔します。冬型の気圧配置が強力にならない限り、穏やかな冬のお日さまを堪能できるのではないかと思います。
また例によって事前調査をしていましたら、「東京家族」という映画にあたりました。
この映画は、1月19日に封切りを迎えたばかりの山田洋次監督作品です。高専のある島の風景や練習船、桟橋、学生寮や校舎が映画の中で映るそうです。ここまで書くとだいたい商船高専かな?と想像つきますね。商船高専訪問は、船好きにはたまりません。

これまでの高専訪問記はこちら

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福島高専訪問5

2013年01月22日 18時27分56秒 | 高専訪問記
このところ、センター試験をはじめとして様々なことがあり、福島高専訪問記のアップが遅れています。気がつきましたら、次の高専訪問が迫ってきて、少しあわてています。

福島高専は昭和37年に開校して、昨年が50周年でした。その50周年にあわせる形で福島高専50周年後プラン -これからの10年に向けてー が策定されています。このプランは1枚のパンフレットに収まっており、たいへん読みやすくなっています。

福島高専の使命
社会・産業・経済環境の変化に対応した今後の福島高専のあり方
グローバルに活躍できる実践的・創造的人材教育実現の具体的方策
福島高専の教育理念
からなっています。このプランには今後10年で伸ばすべきことを明確に記してあり、今後の学校運営の基本となることと思います。10年後は私もまだ働いているはずですので、楽しみです。

震災後の放射線については、真摯に向き合っています。校内に放射線測定施設を設け、地域の農産物などの測定に当たっています。見学した限りにおいては原子力発電所からの影響と考えられる放射線は農産物などからは検出されていませんでした。ちなみに私は第1種放射線取扱主任者の国家資格を持っていますので、専門的立場でデータを拝見しました。

敷地内にある「母子想像(佐藤忠良作)」が、経済産業省の発表した「近代化産業遺産」に認定されました。「母子想像」は本州最大の埋蔵量を誇った福島県いわき市の常磐炭田関連遺産の一つとして認定を受けたそうです。


福島高専のスマートグリッドシステムを自ら設計した奈良宏一校長先生、私の先輩である副校長青柳克弘先生、副校長鈴木三男先生、副校長大槻正伸先生、寮務主事・校長補佐鳥居高栄先生をはじめとする先生方、飯田恭市事務部長はじめ事務職員の皆様、躍進する福島高専をたくさん紹介していただきましてありがとうございました。


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