斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

長岡工業高校インターンシップ2日目

2011年12月13日 22時38分11秒 | 長岡技術科学大学の広報
今日は、午前中に大学院生3人に研究の事、いままでの人生のこと、これからのことを語ってもらいました。高校生の目は輝いていて、しっかり話しを聞くばかりでなく、質問を連発していました。研究内容は、少しむずかしいかなと思いましたが、的確な質問が出ていたと思います。
  

午後からは、新原学長の講話となりました。45分ほどの間、若い皆さんに期待すること、大学教員が夢を持っていなければいけないこと、その夢を語る義務が大学教員にあることなどを話しました。そういう大学を選んで、ぜひ進学してください。

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長岡工業高校の皆さん、ようこそ

2011年12月12日 17時04分11秒 | 長岡技術科学大学の広報
長岡工業高校の1年生、2年生総勢16名が、今日と明日の2日間、インターンシップを体験するために本学を訪問しています。今日は、大学に到着後ただちに講義を聴講してもらいました。本学学生とともに同じ環境で講義を受講するのはたいへんだったと思います。聴講した科目は中村副学長の講義で「システム思考論」でした。しかも90分授業です。いつもは50分授業の皆さん、結構辛かったと思います。


お昼ごはんを学生食堂でとってもらいました。本学の名物、油そばの味はいかがだったでしょうか。

午後から、私が一般工学概論模擬授業をおこなって、技術の二面性に関する話をしました。その後、3つの研究室の見学にいってもらいました。

物質・材料系研究室の見学の様子です。


生物系の研究室の見学の様子です。


電気系の研究室の見学の様子です。


明日も9時50分からおこないます。

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そろそろ根雪か

2011年12月11日 23時53分47秒 | 長岡技術科学大学の広報
先週の金曜日に雪が降り、そのまま溶けません。そろそろ根雪になるのかもしれません。12月中旬ですから、あたりまえかも知れません。

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高専ロボコン全国大会4時からNHK

2011年12月11日 15時32分38秒 | その他
全国大会の様子が、本日16時からNHKで放映されます。

http://blog.goo.ne.jp/3110hidetoshi/e/7933758df0e0fb0d6fb63b5e7620661f

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本日の講義項目

2011年12月10日 23時51分19秒 | 講義記録
本日の講義の受講、お疲れ様でした。講義内容をまとめたので事後学習の参考にして下さい。

講義冒頭の事例紹介は、東松島市立野蒜小学校での事例でした。また、最後まで市民の避難誘導にあたった消防士の例は名取消防署閖上出張所の方々です。事後学習では、被災者から学ぶ気持ちで情報を集めてください。

水災害現場には次の立場の人々がいます。
1.犠牲者  同時に多数発生する場合がある。
2.救助者  遅延・困難なアプローチに陥る。
3.目撃者  目の前の要救助者を救助する余裕がない。自責に陥る。

行政は、水災害時には高台に避難することが重要と強調して啓発します。全くそのとおりです。逃げ切れなくて水に浸かったらどうする?と質問しても、市民の税金で動いている限り「自分の命は自分で守りなさい」と行政は言えません。だから、水に浸からないように逃げろと言うわけです。行政も最大限努力しています。

しかしながら、避難場所が安全である保証はほんとうにあるのか。避難場所に水が押し寄せた時「行政が悪い」と叫んでも仕方なし、自分の命を最後のところで守るのは自分です。命をつなぎとめている間に救助を待つのが、本当の現場です。まず、学生のみなさん自身が自分の命を守る知恵を身につけ、それから家族、市民の命を守る方法を身につけないといけません。生還者の証言はたいへん貴重で、それを次に伝えるのが、生還者を含めたわれわれの使命です。

溺水は次の2つにわけることができます。
浸漬 体が水に浸かるが、窒息を伴わない。低体温症によって死にいたることがある。
没水 体が水に浸かり、窒息を伴う。呼吸停止により死にいたることがある

水災害にて、没水を避けるために背浮きすれば浸漬の状態となり直ちに命を落とすことは無いが、浸漬から生還するには水から上がり保温しなければなりません。

http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm も参考にしてください。

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