ある店舗でこんなチラシを手にしました。
それは、
「京都の真下にトンネル掘って北陸新幹線って本気?」
という大きな見出しのあるチラシでした。
このチラシは、北陸新幹線京都延伸を考える市民の会が作成されたチラシです。
北陸新幹線が、敦賀、小浜ルートで延伸することは知っていましたが、それ以上のことは恥ずかしながら知りませんでした。
そして、このチラシが「えっ?」と思うきっかけとなりました。
「北陸新幹線を京都まで延ばすための工事計画が2023年着工予定で進められているのをご存知ですか?地下水資源への影響、残土処理の問題、工事の騒音・・・さまざまな自然・生活環境破壊が危惧されます」と書かれていました。
《表紙》
《中開》
《裏面》
京都中心部の地下を縦断。
このチラシでは、下記の文面で締められていました。
「北陸新幹線京都延伸計画は、まだほとんどの市民に知られていません。まずはこの計画を市民が知ることが大切だと思い、今回のチラシを作成しました。この延伸計画は多くの京都市民が知らないうちに、そして京都の市議会に一度もかからずに与党プロジェクトチームが決定したものです。「これは国家プロジェクトであるから京都市は関係ない」という論理の中で、この町で暮らしている市民の多様な意見が置き去りとなります。現在、すでに京都府下の各地で環境調査が実施されています。」
市民の有志さんたちで現状をまとめられた1枚のチラシですが、一読のきっかけとなりました。教えていただき、ありがとうございました!
京都。
後世に残すものは?