夏日、連続二日。今日は25度を超えたらしい。半袖でないと外は歩けない。衣替えだ。屋根裏に登り整理する。屋根裏は自分の宝庫だ。まだ手をつけていないものがあった。LOFTで買ったマッサージ器だ。スイッチONがわからない。やっと見つけた。これは使える!付箋のはってある本を見つけた。「峠(上)」司馬遼太郎著。2012年、週4日で専門学校に勤務し、バス・電車での通勤をどう過ごすか考えた。ずーっと車通勤だったので様子がわからない。本を読み時間を過ごすことを考えた。総武線の中での読書風景を思い出す。河井継之助になりきっていた。付箋の部分を書きだしてみる。
「志とは、なにか」
継之助は目をつぶった。自分に対してつぶやいているような気配である。
「世は、絵でいえば一幅の画布である。そこに筆をあげて絵をかく。何を描くか、志をもってかく。それが志だ」
継之助の志とは、男子それぞれがもっている人生の主題(テーマ)というべきものであろう。どういう絵をかく、ということになれば主題があらねばならない。その主題をどのように描くということになれば工夫が必要であろう。題(テーマ)と工夫(モチーフ)というのが、継之助のいう志という意味であるらしい。
人間は同じ鳴き声で生まれてくる
国際的に活躍する指揮者、大野和士が日本に新たな種をまき始めている。この春、東京都交響楽団の音楽監督に就任。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11727741.html
「経済行為は動物にもあるが、音楽は人間だけに与えられている。どんな国や時代においても、すべての人間は同じ泣き声で生まれてくる。作曲は、すべての人間に通じる感受性の源泉をたどり、そうして見つけた音に心を研ぎ澄ましてゆく行為。だから『音楽する権利』を奪う戦争は、絶対に否定されなければならない。美しい音楽に、ありとあらゆる内臓や神経をうち震わせることで、私たちは人間であり続けることができる。生きることの意味を示してくれるのが音楽なのです」
LEOくんの散歩
暑いので時間をずらしていつものコースを散歩。大沢高台児童遊園で休憩。子どもたちの遊ぶ声がいい。最近は騒音と騒ぐ輩がいる。コミュニティーがまったく理解されていない。大沢一丁目は人通りが少ない。また、古い大きな家が壊され、新しく住宅が建っていく。4区画あって、一区画土地だけで3000万円。それでも若い人が住んでいく。お金はどこから湧いてくるんだろうか。他人事か?