ある学生との出会い
ルーテル学院大学の学園祭にちょこっと行ってみた。俺はもともとお祭りなどの屋台での買い物はしない。お祭り騒ぎが好きでない。インターシップなどの報告をしている部屋を見た。なるほど。あまり感動しない。隣の部屋を覗いたら公開講座で一緒の車椅子の学生がいた。点字の名刺を作れるという。いつもなら尻込みする自分だがなぜか積極的。たどたどしい説明を受けながらなんとか完成。視覚障害の学生に診てもらった。OKだった。その1年生の学生と話をしてみた。「一番困っていることは何ですか」と聞いたら、「突然飛び出してくる自転車です」という答え。そうだよな、俺だって怖い思いをしているのだから。小さい力だが、何かできることに取り組んでみよう。「将来どうするの」ときてみた。「社会福祉士をとって・・・」。彼に言った、「君みたい人が教員になってほしいね」と。共生社会こそ教育現場にはいってほしいと。
大沢の里の古民家
11月4日に開館記念式典 一般公開に
雨が降り気分が重かったが地元の行事なので午後3時頃に行ってきた。交通が不便なところ。駐車場もない。坂道が多い。入館料200円。大沢のエコミュージアム事業を進めているという。三鷹市には郷土館がない。国分寺崖線があり自然が豊かだけでは人はこない。見学コースを整備し、digital館やカフェを用意するなど利用者本位にしないとだめだろう。災害対策と並行し歩く歩道の整備も必要ではないか。避難場所が天文台でも行けない人がいっぱいだよ。
古民家は代々わさび田を営んできた箕輪家の母屋で、四間取りの典型的な農家建築。一九〇二(明治三十五)年に建てられ、一九八〇(昭和五十五)年ごろまで使われていた。その後、市が箕輪家から寄贈を受け、市の有形文化財に。二〇一五年から建物を一度解体して調査した上で、復元工事を行ってきた。