モミジバフウの木には、昨日のカワラヒワを始めカラ類などがよくやってきます。
このモミジバフウの木は、紅葉もきれいで野鳥の餌となる実もなるため大変貴重ですが、困ったこともあります。
冬になると、実が木の下や道路に落ちてきます。これを踏んで転んだり足首を捻挫する恐れがあるからです。
毎日のようにシルバーの方々が落葉や実を掃除してくれていますが、十分ではありません。
モミジバの木の周辺で探鳥する際は、足元にも十分気をつけましょう。
まだ紅葉が残っているモミジバフウの木もあります。
MF内には、モミジバフウの木が40~50本あります。この実がほとんど落ちてしまいます。
モミジバフウの実
ベンチに落ちたモミジバフウの種子(6mm前後)と実の中に入っていた粒粒(1mm前後)
種子と一緒に落下しているたくさんの粒粒は、種子が簡単に飛び出さないための詰め物のようなものらしく、
種子に湿度があるうちは実の隙間にびっしりと詰まっているが、空気が乾燥すると風に揺られてパラパラとこぼれ落ちます。
詰め物が抜け落ちると実の裂け目が大きくなり、種子がそこを通って落下するそうです。
野鳥が種子を食べる際、実を揺らすことでも粒粒が落ちてきます。
カワラヒワによって落とされる種子と粒粒。
毎朝こんな状態
散歩の人も慎重に・・・
今日の猛禽(モズ) ハイタカ・チョウゲンボウの飛翔も確認しましたが近くへは来てくれませんでした。