喜&寿の野鳥観察

記事のタイトルは、その日の探鳥で印象に残った野鳥の名前など

避暑と探鳥(ウソ)

2016年07月25日 | 野鳥観察記
ホシガラスの観察が本命でしたが、エサとなるハイマツの実がほとんど無く、出会いは少なかった。
代わりにウソが近くで観察できたのには驚きでした。
もっと驚いたのは、山上の駐車場で広島のMさん、島根のNさんご夫婦との突然の嬉しい再会でした。今回も、大変お世話になり、ありがとうございました。

ホシガラスを待っていると、近くにウソがやってきました。
何を食べているのかと見ていると、なんとササの実を食べていたのです。
ササの開花結実は60年に一度といわれています。(めったに開花結実しないという意味)
開花結実後は、周辺のササは枯死するとのこと。
また、ササはイネ科の植物で、食料難の時にはこのササの実を人も食べていたようです。

ウソ・・・ペアでシナノザサ?の実を採食






ホバリングしながら採食も














本命のホシガラス




カヤクグリ・・・遠くのソングポスト?で




 

避暑と探鳥(ハリオアマツバメ)

2016年07月24日 | 野鳥観察記
避暑と探鳥を兼て出かけましたが、探鳥の方は思うようにはいきませんでした。
ハリオアマツバメは、以前から観察しているポイントの他、少し足を伸ばして別のポイントへも・・・。
ホシガラスの観察も目的の一つでしたが、観察機会が少なく残念。
代わりにウソが近くで観察できました。

先ずは、ハリオアマツバメ
水飲みの直前・・・口の中まで見えています。










水浴びの様子





別のポイント
池の水がきれいで、周辺の環境も素晴らしい。










雨が降り出してからもやってきました。





久々の探鳥

2016年07月17日 | 野鳥観察記
コノハズクを見たくて出かけたのですが、朝から全く気配なし。
昼前になってようやく他のバーダーが発見(感謝)

コノハズク・・・思わぬ所にコノハズク、ほんとに小さいフクロウです。


別角度から




夕方、別の個体も



北海道探鳥2016 カワアイサ

2016年07月06日 | 野鳥観察記
5月に観察したカワアイサの巣立ち
逆光で撮影はイマイチですが、樹洞から飛び降りる雛の様子を観察することができました。

カワアイサ雛・・・巣立ちしそうな気配、何羽いるのかな?


勇気あるダイビング? 怖いよー






この子のダイビングは・・・様になっています。




池に集まった15羽の雛と母親

この池で数時間泳ぐ訓練などをした後、母親に連れられ1km先の川まで無事に移動(5/19)しました。

池のカワアイサ


川にたどり着いたカワアイサ



コアカゲラ・・・♂♀が交互に






北海道探鳥2016 エゾオオアカゲラ

2016年07月05日 | 野鳥観察記
エゾオオアカゲラ・・・キツツキ類の最後の観察
オオアカゲラとの違いは、一見では判りにくいのですが、背中の白色斑が大きいことくらいです。
エゾオオアカゲラには、林道等を探鳥中に何度も出会っていますが、じっくりと観察できませんでした。
ここでは、小さな池に立つ朽木に営巣しており、エゾオオアカゲラにとっても安心できる場所のようでした。

エゾオオアカゲラ・・・親鳥は、朝からあまり餌を与えず、巣立ちを促します。






























何度も出そうに・・・


♂はしばらく来なかったのですが、ようやく現れたと思ったら何か変
足や胸に血のようなものが・・・何があったのか心配です。




(拡大)




雛の近くに、突然エゾアカゲラの♀が、・・・チョッとしたハプニング





雛が無事巣立つことを祈りながら、昼前にはその場を離れました・・・翌朝、前日の夕方に雛が巣立ちしたことを知りました。

北海道探鳥2016 ヤマゲラの観察

2016年07月04日 | 野鳥観察記
ヤマゲラも観察機会が少ないキツツキですが、今回は都市公園内で観察。
5月末に訪れた時は、営巣木のすぐ下でバーベキューの準備をしようとする若いグループ、状況を説明、離れた所に移動してもらいました。
その日は、地元のカメラマンが朝のうちに帰られ、残った関西勢2人で、人が近づかないよう、焼き肉の良い匂いをかぎながら辛い見張り番となりました。

ヤマゲラ・・・抱卵中のようで、3時間に一度の交代(5/28)






頻繁に餌運びをするようになり・・・巣立ちも近い?(6/21、6/22)














親鳥は、巣の周辺でくつろいだり、カラスを警戒しますが、カラスに追われる姿も見られました。














巣立ちがずいぶん遅いと思っていたら、雛の数は、7羽だったそうです。
おそれ入りました。

北海道探鳥2016 クマゲラの観察

2016年07月03日 | 野鳥観察記
今回の北海道での探鳥では、カワアイサとキツツキ類の観察に多くの時間を割きました。
キツツキ類の観察では、毎年、北海道でバッタリと出会うYさんに大変お世話になりました。
キツツキのうち、クマゲラ、ヤマゲラ、オオアカゲラの子育ての様子を載せます。(全て無事に巣立ちました。)

まず最初は、クマゲラです。
親鳥(♂)がやってくると、巣穴から2羽の雛が顔を出しました。






中にいる雛も気になります。


♀もやってきました。


雛が、3羽




もっとくれー・・・




♂の羽にはアリがたくさん付いています。餌取りの時に付いたものか、蟻浴をしたのか?


少し拡大するとわかります。


♀の雛に餌を


巣立ちが近づくと、親鳥は雛のくちばしで突かれるのを防ぐため? 正面を避けて横側から餌を与えるようになります。




近くで、巣立ちを促す♂


倒木で♀が雛に与える餌を探しています。








♀が♂の首筋を突く・・・どういう行為? 


巣立ちを促すため、十分な餌を与えなくなる


近くで巣立ちを促す?♂



翌日の早朝、4羽の雛が無事巣立ちました。(数名が観察。撮影できず)

クマゲラの給餌の様子(動画)
餌を与えた後、巣穴に入り雛の糞をくわえて飛び去ります。