2023年11月21日(火)
パブダ魚とボルボリのジョル
新大久保にある韓国でもネパールでもない
バングラデシュ家庭料理のお店
サルシーナ(SARSINA)
今日はベンガル料理らしさのある淡水魚種の魚カレーが食べたい
と思っていたら
サルシーナでやってそうだから
サルシーナ初めましてすることにした
ハラル食材屋さんも兼ねているようで
本名はサルシーナハラルフーズ(SARSINA HALAL FOODS)なんだと思われる
店内はタイミングにもよるだろうけど日本人の割合が少なめ
いわゆるアウェイな雰囲気
お冷がペットボトルの水なもんだから
わっ!てなった
パブダ魚とボルボリのジョル
(パブダという魚とボルボリという野菜のしゃばしゃばカレー的なやつ)
を注文して
カレーを待つだけの間のおまけみたいな時間
アウェイな雰囲気に一人にされて
やんわりどきどき
ほんのりわくわく
危険性を感じたり警戒心とは違うのだけど
謎に緊張する自分がいて
そういう不思議な緊張感に包まれると
自分の思考や自分の存在がくっきりするような気がする
普段の生活で勝手に察し自動的に察してもらえていて
境界線は意識していないけれど
そこに意識が向いたのかもしれない
でも
その境界線なんてものはそもそも無いとも思う
そんなこんなもやもやを浮かべていたら
「お客さん辛さはどれくらい?」
と聞かれたので
「普通でお願いします」
と返してみる
そしてくっきりした自己が
普通ってなに?
と声には出さず問うたりしはじめる
これを生きている実感と言うこともできそうで
いい体験だと思う
これから出てくるカレーがおいしかろうがおいしくなかろうが満足だ
なんて冗談めいたことも声に出さずに思っていたら
カレーが出てきた
パブダ魚とボルボリのジョル(公式のXを見たらボルボティ表記だった)
ダル(豆カレー)
ボルタ(マッシュ料理
バジ(炒め料理)
ライス
うまい!
ご飯おかわりできるというのでおかわり
食べ終えるちょうどその頃
「チャイは甘い?甘くない?」
と聞かれた
セットで付くらしい
甘いチャイでお願いする
ココナッツミルクも入っているのかな
なめらかな舌触りでぽかぽか感が増す
いい時間を過ごして
いい食事をできました
今日も生きてカレー食べた
明日も生きてカレー食べる