■やまとなでしこ■ まー面白かったことは確かだけど、毎度このテのドラマに出てくるウソの上塗りさ(住まいから父親の職業までね)ー、常識的に維持不能ってことくらい表面上自覚した上で演出してほしいよ、婚約までさせたセッティングでまたまた性懲りもなく。ま、そっち系の批判は措いとくとして(結婚式直前まで合コン繰り返す執念に関しては、さすがシュールで楽しめたし)、松嶋菜々子ッてそれほどの美人か? 合コンでも酒場でも「ウツクシー」とか男どもポーッとなるシーン毎度毎度違和感ありすぎョ。まあ打算的な笑顔の魅力がとびっきりってことはそりゃ認めざるをえませんが。どっちかツーと俺矢田亜希子派かな。惜しかったよな、魚屋はいいけど数学者は矢田なんて、思いっきりズレた選り好みさえなきゃねー、あれさえなきゃ勝ってたかもしんないに(オースケが魚屋継ぐのが口実だったのと同じくあの魚屋フェチも彼女が身を引く口実だったかね……て解釈できるあたりぁうまい作りだったワ、そりゃ)。あと何ツーかなぁ、女サイドの選択基準ばっか俎上に載せてて男サイドのは不問ッテのが今ひとつ突っ込み不足で。まぁストレートに言って主人公オースケからして女=顔で決めてるわけで、そんなの当然ってか? 〈考えさせる恋愛ドラマ〉狙ってたとしたらそこが浅すぎね。「男と女がホテル入ったらやることは一つでしょー」って素朴な決めつけもまるで紋切り型で苦笑モノ。いくら何でもモちっとリアルにさ。あ~あどいつもこいつも底抜けの善人ぞろいなのも物足りねかったな~。同窓会で会ったあのデザイナーみたいな男、悪役になりえたあいつ方面がなぜかすぐ立ち消えになっちまったのがイタすぎ。期待外れ。あとやたら周りが、とくにサクマの奥さんあたりがお節介な焚き付け役を受け持ってるのがウザかったんだけど。外野が勝手に相性決めんなよ、おかげで俺が応援してた矢田亜希子、ヒロインになり損ねちゃったじゃねーかー。可愛さでは断然上なのに。……って、ま、でもなんだかんだいって楽しげなラブコメディでしたよ、男女間がいつまで経っても敬語だったり、妙に頑固なイデオロギーがほどほど滑稽すぎて、まーなんつーか、どうしようもないトラウマ女も合コン1000回重ねるうちに男を見る目が養われましたとさ、の巻でしたか。ところであのオースケ君、新院長さんに比べてどの辺が「いい心」してんの? んなもんわかりゃしねって。炎に飛び込んでく熱血漢ぶり? まさかな。結局貧乏だから自動的に心がいいってか。考えてみりゃ結局あれだな、最後は金より心が勝ったっつっても、しょせんは出会いの段階で馬主IDが煌めいてなきゃ始まりさえしなかったんだもんな、一回転してやっぱお金よ、って教訓でしたか。それとしょせんは元恩師にストーカーされる程度には才能あった数学者ってことだし(今さらながら「黒川★教授★」って呼び方恥かしいからやめてね~)、かりに無学な貧乏魚屋だったら永久にドラマになんなかったことでしょうの巻でしたか。
レベル順に配列せよ。
感動させるための創作。感動したための創作。表現としての創作。生きるための創作。生きた証しの創作。食うための創作。人を食うための創作。世を変えるための創作。世を保つための創作。共感を得るための創作。共感を与えるための創作。挑発するための創作。運命としての創作。本能からの創作。名声のための創作。人と交わるための創作。学問できないがゆえの創作。わがままゆえの創作。修練としての創作。反逆としての創作。子に残すための創作。子を残すための創作。子を残す代わりの創作。実験としての創作。排泄としての創作。日課としての創作。レベル順に配列された創作。
感動させるための創作。感動したための創作。表現としての創作。生きるための創作。生きた証しの創作。食うための創作。人を食うための創作。世を変えるための創作。世を保つための創作。共感を得るための創作。共感を与えるための創作。挑発するための創作。運命としての創作。本能からの創作。名声のための創作。人と交わるための創作。学問できないがゆえの創作。わがままゆえの創作。修練としての創作。反逆としての創作。子に残すための創作。子を残すための創作。子を残す代わりの創作。実験としての創作。排泄としての創作。日課としての創作。レベル順に配列された創作。