阿呆理詰日記2837

生きているから苦しいのか？　生きているのに苦しいのか？
生きているのに苦しい と思うから、生きているので苦しくなるのだ――


嘘でくるんだ真実を、真実で包んだ嘘で終わらせること。
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別れの言葉を添えたとて、自然消滅が自然でなくなることはない。自然消滅が依然として消滅であるように。


人に貴賤はない。
ふたことも喋れば貴賤がバレることに変わりはないが。


金で動くやつは信用できない。金があまりにも信用できるから。


永遠の眠りでしか見られない夢があるならば、常時のまどろみでしか見えない希望もあることだろう。


幸福と不幸は、両端だろうか、表裏だろうか。
Ｓ極とＮ極のように引き合うのだろうか。Ｓ極とＭ極のように反転しあうのだろうか。


過去の恋をすべて思え。
今の恋だけを思え。
二つの姿勢をともに保て。


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　　2009年5月7日～5月8日
「言語表現」（土曜３限）受講生の作品へのResです。

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