阿呆理詰日記3462

　最小限修正シリーズ⑫

いつまでも憧れていては、揚がれぬまま焦がれつづけることになろう。

阿呆理詰日記3461

うそじゃないといううそは、うそだといううそよりも、うそくさいぶんうそらしくなかったり。


焦がれずして憧れていては、揚がれずして憧れるままでいることだろう。


疲労が蓄積するばかりなら、積み立てができないわけでもなかろう。
悩みが蟠るばかりなら、盾にできないこともなかろう。


焦らされれば萌え、焦れれば悶え、焦れば萎える。


現実から逃げていても、非現実に向き合うことができれば堂々たるものだ。
現実にいくら立ち向かっても、非現実を避けているようでは虚しいものだ。


永遠の狸寝入りに就くような自殺が増えてきたのでは？


熱くて濃い緑茶と一番相性が良いのは、黒糖羊羹？餃子煎餅？棗餡の月餅？乃し梅？――まあ洋菓子を避けてるうちは膠着状態を打開できまいが。


「剣」「柔」「華」「茶」「書」「歌」……およそ道の中で、「人」だけは修練の方法が調っていないようだ。



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　　2011年1月29日～２月５日
「言語表現」（土曜３限）受講生の作品へのResです。
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