8/20討論会では、研究論文発表を(原稿読み上げ方式・ただし適宜解説をはさみながら)行ないます。そのさい、皆さんのご指摘・ご批判を受けて、文章・論述に修正を加えていく予定です。決定稿へのプロセスをお楽しみいただければ幸いです。
分析哲学特有のロジカル・ハイもさることながら、〈真実〉の確認のためのソクラテス的弁証にどうぞご協力ください。分析哲学が通俗的風評に屈し、知的使命を放棄し始めた現在、政治的忖度を超えた議論・探求の必要性が高まっているのです。
――p.1からの引用――
2つの論証は、「トランス女性は女性です」に対する否定的な結論で一致する。この結論は、第一義的には、トランスジェンダリズムが論理的に破綻していることを示すが、ひょっとすると、トランスジェンダリズムが人種差別反対運動や性差別反対運動と同程度の成功を収めるために克服すべき課題の提示に他ならず、本論文はトランスジェンダリズムの究極的成功に貢献するための概念整理であったと判明するかもしれない。
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ほんと分析哲学者なんてもともと世評にも良識にも無頓着な変態なのだから、「性別変更? 面白れぇ。無理だけどな。できれば説得されてぇなぁ」と常時スタンバイなわけで。キャンセルカルチャーとやらに立てこもられたんじゃせっかくのフル〇起が萎えるのを待つばかり。良識派ばかりか変態をも味方につけそこねたままでは、TGism、構造的情勢的に未来はありませんね。
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