阿呆理詰日記が一昨日2000回を迎えました。
アフォリズムは、一般的認知度は極小ですが、和歌・俳句などに比べてはるかに価値豊かな文芸ジャンルであることは間違いない。(証明は省略)
作り置きはとっくに尽きているので、スレスレ感を味わいながら毎日投下しています。
いつまで快調に作っていけるか、ファインチューニング度をひやひや感じながらのさらにあと2000回以上を目指しましょっと。第二の『蜜林レース』を書くかどうかは別にして。
阿呆理詰日記1000では区切りを対象化しましたが、
今回は区切りと一体化して闇雲に進むモードで通過。
……ところで、また盗撮ですか。
きょうの新聞に児童死体マニアの教師がどうのこうのと。
二大スキャンダルのノゾキ(フェチ)とヤラセ(捏造)はいつの世にも健在ですな。盗撮は一種の芸術だ的論説を為した者としては無視できませんて。
――ということも予期しつつ、1月末に刊行した
『のぞき学原論』、今回は今までの本と違って、勤務先の同僚には一切献本していません。
隠す必要もないのだが、誤解される危険をあえて冒す必要もなかろというわけで。
なお、『のぞき学原論』献本先からの声の傾向にもとづいて作成したのが、
阿呆理詰日記2001ということになります。
ところで、見ず知らずの筋の反響もそろそろ探ろうかなと思って検索していて、いちばん覗き的に笑えたのは
ここの日記とコメント でした。
なるほど、サンヤツ広告もこういう二次的分岐を遂げることもあるのだと。写真のフォーカスを外れた隅についでに映り込んだ姿が注目されるという、まさに『のぞき学原論』で推奨したノゾキ視線そのものじゃないか。深く頷きました。――ウェブって面白いナと思うのはこういう覗かれ的瞬間です。
(もちろん、『学力調査テスト予想問題集』への疑問にも頷きましたよ。そちらは「やらせ論」のほうに近いですね、アフォリズムにも使えそうな。)