背骨らしきものは、確かに存在する。
私が、懐中電灯で中を照らし、姉に骨壷を全部外に出してもらう。
白布はボロボロ。
散乱していたものは、コンクリート片だと分かった。
掃除をして、再び骨壷を元の場所へ。
前回、扉を開けたのは、三〇年ほど前。
その時は、骨壷が四~五個あって、名前が読めた。
(多分、親戚の墓が出来るまで預かっていたのだと思う)
今は、三個しかない。
どうなっているの?
鍵は、ずっとかかっていた。
内部が荒れていたのは、背後に空気穴があり(大きいものがいくつか)
そこから雨風が入り、中を荒らしたものだと思う。
そして、私がギョッとしたもの(最初、赤ん坊の骨かと思った)
背骨らしきものは、背後の穴から入り、出られなくなった
小動物のもの…ではないか。
翌日、お経もあげてもらったし
晴れた日に
納骨堂の横にでも、埋めてやりたいと思っている。
私が、懐中電灯で中を照らし、姉に骨壷を全部外に出してもらう。
白布はボロボロ。
散乱していたものは、コンクリート片だと分かった。
掃除をして、再び骨壷を元の場所へ。
前回、扉を開けたのは、三〇年ほど前。
その時は、骨壷が四~五個あって、名前が読めた。
(多分、親戚の墓が出来るまで預かっていたのだと思う)
今は、三個しかない。
どうなっているの?
鍵は、ずっとかかっていた。
内部が荒れていたのは、背後に空気穴があり(大きいものがいくつか)
そこから雨風が入り、中を荒らしたものだと思う。
そして、私がギョッとしたもの(最初、赤ん坊の骨かと思った)
背骨らしきものは、背後の穴から入り、出られなくなった
小動物のもの…ではないか。
翌日、お経もあげてもらったし
晴れた日に
納骨堂の横にでも、埋めてやりたいと思っている。