今朝、早起きして黒糖ボーロを焼いた。
後片付けをしていると
頭の中に、なぜか小学校の時の給食の風景が甦ってきた。
上級生が配膳をしていたので、小学校低学年の頃のことだったろう。
男子生徒が、パンを配っていたのだが
その中に
とても不格好なコッペパン(縮んでしわだらけで、色も悪く小さかった)があって
それがきたら(イヤだな)と思っていたら
案の定、それが私の皿に置かれた。
途端に、周囲の男の子たちがはやし立てた。
おそらく上級生の子も、それを誰の皿に置こうかと悩んでいたに違いない。
一番、文句を言わなさそうな私にそれを配った。
6~7歳の私は、私が選ばれたことに深く傷付いた。