くず餅で有名な船橋屋、デパートなどでくず餅やあんみつを売っているのをみた人も多いだろう。亀戸天神の横に本店があるのは前から知っていた。一度行ってみたかったので今日は都心に出かける途中で下車して立ち寄ってみた。駅から歩いて10分ちょっとくらいか。
本店の前に来てみると入口に大きなのれん、その上には多分、藤だなであろうか、今は枯れているが良いムード。
中に入ってみると店舗と一緒に喫茶室が併設されている。入ったときは店には誰もいなかった、くず餅790円を注文して喫茶室の座席に腰かける。店内を見渡すと中庭につながる出口の上に木彫りの船橋屋と書いた大看板が掲げてあった、説明書を見ると文豪吉川英治氏による墨書だ。吉川英治は船橋屋を贔屓にしていたとのこと。
運ばれてきたくず餅は量が多く、その上にきな粉と黒蜜がたっぷりとかかっている。スプーンがついているのでスプーンで一つずつくず餅ときな粉と黒蜜を一緒に食べると、大変おいしい。
入ったときは誰もいなかったが、続々と客が入ってきた。結構人気があるのだろう。聞こえてくる声を聞いていると、くず餅は生菓子なので2日しか保たないそうだ。今日はできたてのものを食べられてよかった。ごちそう様でした。
帰りに隣接する亀戸天神にお参りした。
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