日曜の夜更け
雨が激しく屋根をたたく。
遠くに
聞こえるバイクの音。
あぁ、もう新聞配達だというのに
まだ置きているのか。
携帯のアラームは
6時にわたしを起こすけれど
寝てしまった身体は易々とは目覚めない。
中学生は朝からTVをつけて
暴風警報発令のままでいて、と
祈るが
7時半には解除。
高校生たちはそれぞれの学校の始業時間に合わせて
出て行く。
すっかり雨も止んで
お日さまが顔を出す。
なんと自然は不思議なもの。
わたしは詩人になり、
世に聞こゆるものに耳を澄ます。
鳥が鳴く。
人の声。
忙しい1日のはじまり。
さぁ、でかけよう。
わたしの好きな人たちに会いに。