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小諸市を出て向かう先は、同じく長野県の上田市。ここが初日の最終目的地にして宿泊地となる。いつか行ってみたいと思っていた上田市。GWに行きたいなあと思いつつ、諸般の事情で叶わなかった。一人旅だとクルマで行くには遠い。秋田県から鉄道で行くにはコスト面と効率から割に合わない。だからこそ大人の休日倶楽部パスで行くには、ぴったりの町だ。真田氏の隠れ湯と言われる角間川温泉への宿泊は断念し、上田市の街中に初日の宿を取った。連泊するかどうかについては随分と迷った。最終的に鉄道乗り放題の恩恵を得るために、二日目は別の場所に宿を撮ることに決めた。
後から写真を見返して思った。そこが秋田市であろうと、盛岡市であろうと、上田市であろうと、香港であろうと、結局のところ撮る写真は変わらない。果たして、わざわざ遠くへ出かける必要はあるのだろうか。必要性だけで考えれば「ない」かもしれない。そもそも論でいえば、僕の写真なんて端から必要性なんて存在しない。必要とされないことを堂々と楽しむから楽しいのである。その一方で、独善的にはなりたくないとも思う。それが少数相手だとしても、誰かに見てもらうに値する写真を撮りたい。そんなことを考えつつ、真田幸村ゆかりの地を歩いた。旅の記事なのに現地の解説すらせず、ただ写真を羅列する。何故か、独眼竜の猫がこちらを睨んでいた。うん、良い町だ。(続く)
X-PRO3 / XF23mm F2R WR
この流れですか~
滅多に撮影地がかぶらない6x6さんとかぶると、「若造よ、写真って言うのはこうやって撮るんだよ!」と指南されているようです。見ていてワクワクします~
でもね
最後の独眼竜の
黒猫さまに
全てを持っていかれました(笑)
おおー!
小諸~上田と、旅していただき、それだけで感激しています。
上田の写真ですが、レストラン柴崎の建物、喫茶店木の実、そして狭い通りなどなど、僕が日頃歩いていて目にする場所を撮影されているので、嬉しいです。どこも、時間の流れ、経過が凝縮されているような気がする場所です。
上田では、ランチなどで、店を求めてふらふらと歩いていますが、この猫には、行きあったことがありません。迫力ある写真だと思います。
列車で長野県を訪ねたという関係の、ここまでの2本の記事を愉しく拝読し、各写真を興味深く拝見しました。実は長野県にはやや縁薄く、ブログに長野県の写真は未掲載です。かなり古くに長野県内に立寄ってはいますが、写真そのものが無い感じです。昨年12月に新幹線で長野駅を通り過ぎてはいますが。
街の様子の写真に関しては、地名の文字や、余程特徴的な何かが入っているのでもなければ、「何処の街?」という画になる場合も在るかもしれません。が、感じられる空気感は各々違いますし、最も重要なのは撮影者がカメラを提げるか持つかで辺りを歩き廻った記憶が画の中に切り取られているということなのだと思います。
「独善」ということに関して、拙作写真はそういう傾向が極めて強いかもしれません。と言うより、「奴は写真が趣味と自称しているらしいが、あんなモノは相手にするな」というように、陰で悪し様に言われている面さえ在るかもしれません。それでも構わないと思います。何か「気付くモノ」が在って撮られた写真は、公開すれば誰かが眼に留めて興味深いというように思う筈です。
この記事の画では、中古カメラや猫が「如何にも6×6さんの作!」という感じで頬が緩みます。そういうので善いのだと思います。
<大人の休日倶楽部>?確かJR北海道もやっていたような気がしますが、列車の旅は気が向けば酒類も頂くことが可能なのが好いですよね。
素敵な画と興味深い記事に感謝!
今回は被ったと言うより、僕がZUYAさんの後を追ったのです。まだまだ続きます(笑)。
一度逃げたあと、また近くに寄ってきたんですよ。
30枚くらい写真撮ったと思います。近くを通った人があまり沢山写真を撮るので驚いていました(笑)。
追伸:こういうとき、家の猫を思い罪悪感に駆られます。
ほぼ上田に決めていましたが、azuninoさんのA列車の記事で背中を押されました。
正直、上田には2泊はしたかったところでした。素晴らしい街だと思います。まだまだ歩き足りません。
そんなことはありませんよ(笑)。
でもお互い、好き者ですからね〜。そしてそれを自分で許容して楽しんでいる共通点があるからCharlieさんのことを同志のように思うのだと思います。
大人の休日倶楽部パスは「北海道・東日本パス」といいのもあり、確か2万6千円くらいでした。最後まで迷いました。でも旭川まで行くとなると、着くのはほぼ夕方なんですよ。4泊5日くらいの時間と資金があればと思いましたが、2泊3日では厳しかったです。
苫小牧、室蘭であれば予定が組めそうでしたが、それだとフェリーの方が良いし・・・。
それでも年に何回か発売されますので、研究したいと思います。
四方八方につながる上田が好きで何十回行ったかわかりません、上田市は広いです、市内と別所温泉ではそうとう距離があり、その奥に美ケ原、霧ヶ峰、白樺湖、そして峠を越えて岡谷、茅野に下りる
自然と言うか観光地の写真を撮る人は多いですが、6x6さんのように街を撮り、はぐれ猫を撮る人は少ないのでしょうね。
私は上田市内に入るのはケンタッキーに寄る時くらいで、あまり繁華街を知りません
千曲川沿いの77号が好きで、上田原から隣の坂城、上山田温泉、そして更埴の間は歴史を感じて楽しいですよ
結構いい絵が撮れるかもしれません(私には無理ですが)
問われているのは自分。応えを出すのは自分。
と小生は思っています。参考になりました。
小諸、上田。次も。愉しみです。