[ニューヨーク 25日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで下落。26日のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えたポジション調整の動きが影響した。
ドル/円JPY=は横ばい圏。日銀が9月の金融政策決定会合で追加緩和に踏み切るとの見方が支えになった面があった。
終盤のユーロ/ドルEUR=は0.3%高の1.1293ドル。8月の独IFO業況指数が悪化したものの、ユーロ売りは広がらなかった。
ドル/円は直近で100.49円。一部の市場参加者は、イエレン議長が利上げへの地ならしをする発言をすれば、ドル高になる可能性があると予想している。
イエレン氏の講演については、最近のフィッシャーFRB副議長やダドリー・ニューヨーク連銀総裁に続いてタカ派的な姿勢を示すとの期待が出ている。
BNPパリバの北米FX戦略責任者ダニエル・カツィーブ氏は「イエレン氏がタカ派的なメッセージを発して9月利上げへの道が開かれ、ドルがある程度値を戻すというのがわれわれの見通しだ」と述べた。
25日に発表された7月米耐久財受注と米新規失業保険申請件数が明るい内容だったことも、米国の金利先高観を強める結果となった。
一方でイエレン議長が従来のハト派姿勢を維持するとの見方もある。テンパス・コンサルティングの市場ディレクター、ジョン・ドイル氏は「米国経済は他のほとんどの地域よりも良好だが、絶好調ではない。物価上昇率は依然としてかなり低く、FRBはすぐに利上げする必要はない」と指摘した。
ドル/円 NY終値 100.51/100.54
始値 100.40
高値 100.61
安値 100.40
ユーロ/ドル NY終値 1.1279/1.1287
始値 1.1288
高値 1.1297
安値 1.1271
以上、ロイター記事
ドル下落でユーロ、そして円も高くなっている。さらに100円/ドルを切る可能性も大きい。
これだけ、金融緩和で80兆円も刷っているのに円高ということも不思議だなと思う。
もっと刷ってもいいんじゃないかと思ってしまいます。
紙切れを刷って借金の国債を買い戻しており、日銀が保有する国債も370兆円、今後さらに増えて行きそうであり、政府の借金も実質減っています。
だから期限付きで減税することを提案します。
当ブログでは何回も述べていますが、安倍政権時代は消費税を“0”にしたらいいと思います。必要な数十兆円の原資を370兆円の国債の一部を回したらできることだと思います。