19日に公示される衆院選で、共産党は多くの選挙区で立候補予定者を取り下げ、立憲民主党をはじめとする主要野党間の候補一本化を図った。その一方で、公認候補を擁立する方針を変えず、他の野党と競合したまま公示を迎える見通しの選挙区も少なくない。背景には、比例代表の獲得票の目減りを防がなければならないという共産党の事情がある。
「立憲民主党と候補者の一本化で合意した。共産党99年の歴史で初めて政権交代に挑戦する選挙となる!」
共産党の小池晃書記局長は17日、埼玉県所沢市で衆院選に向けた街頭演説会に臨み、こう気炎を上げた。
演説会には、衆院埼玉9区に立候補を予定している共産党新人の神田三春氏(67)も参加した。9区は、自民党前職の大塚拓氏(48)に対し、神田氏と立憲民主党新人の杉村慎治氏(45)の2人が挑む「野党競合区」だ。
ただ、小池氏は演説会で、9区で立憲民主党とぶつかり合う状況に積極的には触れなかった。
埼玉県内の選挙区では、9区に加え11区と13区でも立憲民主党と共産党の立候補予定者が競合する。いずれも2党の新人と自民党前職の三つどもえの構図だ。
前回衆院選を制した与党の前職に対し、野党の新人同士で「非自民票」を奪い合う戦い方は、与党を利するとみることもできる。
それでも共産党が競合を避けなかったのは、選挙区の候補者数を減らし過ぎれば比例代表の得票数に響くことが確実だからだ。共産党埼玉県委員会の荻原初男委員長は「比例で議席を伸ばすには(選挙区で)一定の候補者を立てなければならない」と語る。
平成28年の参院選から本格化した主要野党間の候補一本化は、共産党に恩恵ばかりをもたらしたわけではない。実際、26年の衆院選で約606万票だった共産党の比例代表の獲得票は、29年の衆院選では約440万票に激減し、選挙区を含む議席は公示前の21から12に落ち込んだ。対照的に旧立憲民主党は16から55(追加公認含む)に躍進しており、共闘した他党に票が流れていることは明白だ。
「共産党躍進で新しい政治を実現する選挙に」
「政権交代には共産党が必要だ。躍進させてください」
小池氏が演説会で「躍進」という言葉を繰り返したのは、野党共闘の進展と党の躍進が必ずしも両立できていないことへの焦りの裏返しにほかならない。(兼松康)
以上、産経新聞
はっきり言って、共産党が日本に存在することが間違っている。
ソ連のコミッテルンとして日本を暴力で崩壊させ、共産化する目的の党であり
公安から監視されている組織です。
その共産党が、立憲と組んで選挙に臨む時代になった。最悪です。
コミッテルンは、日本分断を仕掛けている。
夫婦別姓とか、トランスジェンダーなど、NHKが放送し日本の家庭を破壊しつつある。
さらに先住民の独立運動を仕掛けて地域を分断させる。
反日左翼は以上のことに熱心である。つまり、日本分断を狙っている。