情報と物質の科学哲学 情報と物質の関係から見える世界像

情報と物質の関係を分析し、心身問題、クオリア、時間の謎に迫ります。情報と物質の科学哲学を提唱。

鏡を見るロボット-ロボットの他我問題-

2019-05-05 09:54:58 | 情報と物質の科学哲学
自分の内部と外部との区別をさせることはロボットにとって可能でしょうかか?
この問題をロボットの他我問題と名付けます。

ロボット同士が会話をする様子をYouTubeで見ることができます。
では、ロボットの前に鏡を置いたらどういう反応を見せるでしょうか?

鏡に映ったロボットに話しかけるでしょうか?
あるいは、鏡に映ったロボットが自分自身であることを認識するでしょうか?

鏡の中の像は左右反対になりますが、それをどのように認識するでしょうか?
ロボット研究者に是非調べて頂きたいです。

もし、このブログをご覧の方でPepperなどのロボットをお持ちの方が居れば、
実験してYouTubeに投稿して欲しいです!
その結果次第では、爆発的多数の動画鑑賞者が出るのではないでしょうか。

ここまで書いてYouTubeで”robot mirror"検索したところ下記の動画がありました:
"Qbo Robot in front of a mirror"
英語字幕付きなので分かりやすいですが、教師付き学習ロボットであり反応も今一つでした。
この投稿者による"Qbo meets Qbo"
というのもありましたが、相手が違う色なので面白くなかったです。

障害物を避けるロボットは、自分の身体の境界を認識しているのでしょうか?
そう思うのは実はロボットの設計者やロボットの行動を見ている人なのです。

ロボットの現象は情報物質現象ですから、その説明には情報的説明と物質的説明があります。
両者を混同している説明が非常に多いのです。

物理還元主義者は、ロボットに関する現象は物理則のみで説明できると考えます。
その際、ロボット内部の情報に関する部分は説明者の脳で補完していることに気が付きません。

詳細は、パソコンサイト 情報とは何か 情報と物質の関係から見える世界像 を是非ご覧ください!


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