浅田次郎の『プリズンホテル』1~4巻を読んだ。
最初読み始めた時は、いきなり主人公の木戸幸之助が女性に対して殴る蹴るの暴力を振るう場面で「何だ❗️コイツは⁉️😤弱者である物に対して暴力を振るうなんて何て酷い男だ❗️男の風上にも置けない❗️こんな奴が何タラ賞を貰った作家だなんて❗️」とムカつきながら読んだ。
しかし、読み進んでいる内に、幼い頃に母親に捨てられ、精神状態がその時の子どものまま残っているとか歪んだ精神の持ち主だと言うことが分かり、許せないながらも読んでいたら、主人公を取り巻く周りの人々のエピソードの方が面白くて、主人公の歪んだ性格どころではなくなった。
入院中で食べて寝ること以外する事が無いので、読書に没頭して、1日に約1冊のペースで、アッと言う間に4巻読み終えてしまいました。
奥湯元のあじさいホテル・・・こんなホテルがホントにあるのなら1度行ってみたいな、温泉にゆっくりと浸かれば骨折の傷も癒えるかな?と思いました。