ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

目が哀しいキムタク

2018-08-10 11:27:11 | 思ったこと
キムタクの新しいCMが始まった
GYAOのギヤ王という設定

スマスマとかでコントをやっていたので
ちょっとコミカルなものもこなせるキムタクなんだから、これは結構面白いかなと
期待してみたんだけど

セリフとか、流れ自体面白いが
肝心のキムタクがくすんでいるので
心から笑えない

アイメイクのせいなのか
目が哀しい
目が暗い

言うなれば
山口メンバーを思い出す

彼の目はまつげが多くて
はっきり目を見て話をするといった印象が最後までなかった
伏し目がちで
自信が無い、暗い 何か背景に恐れがあるイメージ

心の奥に何かぬぐいきれぬ恐怖が潜んでいる感じ

その目が まるでキムタクに移植されたみたいな。

心が自由でなければ。

SMAP
イコール
Sports Music Assemble People
スポーツと音楽をするために集められた人々

スポーツも音楽も
心が自由でなければならない

芸術は心から表現しなければならない

あの
死んだような
寂しい哀しい目を

元に戻す事が出来るのだろうか。


既存の芸能界と別次元の"アート界"を作って行け

2018-08-10 09:45:14 | 思ったこと
のんちゃんへの言論による攻撃が、ひっそりと続いている。

下げ記事、のんちゃんを隠すような動き
具体的には、「松本穂香が『この世界の片隅に』のヒロインにふさわしく、のんちゃんは不要」というような中身
ドラマの方が、アニメよりも優れているとか、
そういうもの
それ以外も、のんちゃんがルールを破った悪い人間で、芸能界では相手にされない、これからもドラマで起用されることはないだろうとか。
Yahooのコメント欄ではわざわざアカウントをいくつも新しくつくりのんちゃんを貶める、辱めるような記事をわざわざ書く人がいて、(お金でも貰ってるんでしょうかねえ。憎々しげに書くんですよ。どんな利害関係があるのかしらないけど、たった25歳の可憐な女性をどうしてそんな汚い言葉で貶めることができるのか不思議です)

全体を眺めて見ていて思うのは
現在の芸能界というところは本当に魔物がたくさんいるんだなと。
いろいろ調べると、ドラマの脚本などは、原作者がどんなに文句をいっても取り上げられないし無視されるケース
知らないうちに盗作されていて、泣き寝入りさせられたりというケースは珍しくないみたい。
テレビというメディアは、とくに 原作者に対する尊重というより「使ってやってるんだ」という上から目線がすごい
お金がそれだけ多く動くし、多くの仕事がそこから派生するから だれか一人が違うと言っても大きな流れには逆らえない所なんだろう。
さらにいうと、そこに山根会長みたいな権力者がいたら、それがどんなに理不尽でもその流れに沿わざるを得ないという事情があるのだろう。

でも、
日本のドラマの質は、デーブ・スペクターさんによると程度が低いと言わざるを得ないとのことだし(世界的なレベルでみると低い)
わたしも時々断片的に目に入ってくる映像をみると
「どうして、こんな脚本で、こんな演技で、みな納得して見ているのか気が狂ってるのか」とおもうようなセリフだったり、
設定だったり
こんなバカバカしいくだらないものを見るのに1時間も座っていられるかと思うのでドラマはほとんどみない。


こんな世界を見ていると、もう
のんちゃんは、もうこんな芸能界ではなく

自分の生きるべき「アート界」を新たに創造するくらいのこと
しなければならないかもしれない。

今のドラマの脚本とか、仕事の決まり方の中で
彼女に仕事をさせるというのは、彼女の良さを殺してしまう気がする。

本気で良いものを作りたい、骨のある片渕須直さんみたいな
本当のクリエーター、アーティスト、素人でも、玄人でも、
いいものを作りたいと純粋な思いを持っている人たちだけと仕事をしていったほうが、いい。

同時にわれわれ視聴者も、
ただ流されるものを受け取るような受動的な、受身的な視聴者ではなく、
良いものを積極的に求めてお金も払っていく
スポンサーになるぐらいの気持ちで、良い創造をしていく人たちを支えていく
能動的な視聴者になっていくことが求められると思う。

そうでなければ、
「戦争映画」
「誰得になるもの」
を受け取っていた、
戦争中の大衆と変わらない。

世界を変える、歴史を変える、くらいの気持ちで
新しい創造をしていく
人たちを応援しなければならない。

ただ、流れにのって、食えればいい、売れればいいではダメなんだ。

ゴッドマーズとSpecial thanks

2018-08-08 22:50:00 | 思ったこと
物議醸したドラマ『この世界の片隅に』原作者から皮肉めいたコメント
ゴッドマーズという言葉を久々に聞いた。
原作に遠い選手権というtwitterの大喜利もちょっとみた。

まったく
同じ題名で、同じあらすじなのに、ね・・・・

こんな↓記事を書いておいて、
なんで「かけ離れている」という評価を得るのか。
佐野プロデューサーは「2次元」の漫画の1コマでは描けない部分を「世界観をいかに壊さず、広げ、深めるか」に注力したと強調した。



『この世界の片隅に』片渕須直監督インタビュー前編 
「この空間を想像力で埋めてはいけないと思った」

を、読んだら監督の考えが深くて、クレバーで・・
ひょっとしたらゴッドマーズよりも設定は近いかもだけど
狙い所の意図が 宇宙の果てくらい遠いかもよ。

FREE TIME,SHOW TIME 君の輝く夜に

2018-08-06 22:18:09 | 思ったこと
稲垣吾郎さんの舞台
FREE TIME,SHOW TIME 君の輝く夜に
ななにーの前日 昼の部に行ってきました。

家庭画報とか、婦人画報を愛読しているようなご婦人がたが来ているかもしれず、
私などが行っても良いものか、と思いましたが
けっこうカジュアルな人もいらっしゃったので安心しましたよ
でも、着物を着てたり、やっぱりおしゃれな女性もたくさんいらっしゃいました・・

芸能人に会う機会はほとんどないのですが、
大抵の芸能人は、実際会うとテレビよりもかなり華奢なケースが多いので

吾郎さんは
顔がちっさくて、体がほっそりして、華奢な、白い 透明な、 顔の小ささがすごくて オペラグラスでないと見えないくらい顔が豆粒みたいで、針金みたいな細い人かと
思っていたのでしたが、ちがいました。
ちゃんと稲垣吾郎でした。
というか、雑誌とか、ブログで見る ななにーでみる吾郎さんそのものでした。
それに驚いた。

しっかりした骨格をもった、男性でした。
他の女性が華奢だったので、
やっぱり男性だって、(当たり前か・・)しっかりバランスよく鍛えているからだつきで
体力があって、姿勢の軸がしっかりしている 男性でした。

とにかく 我々が期待する「稲垣吾郎」を あますことなく表現してくれている舞台と言ったらいいでしょうか。
いろんなお茶目だったり、素敵な表情や仕草を見られます。
脚本もとても身近でわかりやすくて、面白かったです。

女優さんたちもそれぞれとても美しくて、ダンスも歌も素晴らしくて
演奏も セットも、よかったです。
「バクダッドカフェ」に出て来るようなちょっとくたびれた国道沿いの飲食店(と、宿を兼ねたもの ダイナーというらしい)での物語。

事前にパンフレットを読んでおくと良いと思います。

もう一度行ければなおいいですね。何度か行くともっと良さがわかると思う。

それにしても近畿地方はひどい暑さで
行って帰って来るだけで、熱中症になってしまい、
寝込んでしまいました。

だから、ななにーで集まった人たちや
スタッフの皆さん、ゲストの皆さん、
お三方 皆さんの体調がとても心配でハラハラしていましたが

なんとか乗り切ったみたいで
次の日の公演も 吾郎さん無事に終えられたご様子で安心しました。

とにかくこの数日間しみじみと思ったのは

彼らはだてに30年も、仕事してきてないんだよな・・プロフェッショナルなんだな・・

それも、私たちには笑顔でおどけて見せたりしてるけど

真面目に仕事へ取り組んでいる職人なんだなって。

吾郎さんの姿を見ていても思ったし、

ななにーを見ていても、思った。
やっぱり真面目でないと。

それをしみじみ感じた。

日本のドラマをめぐる大人の事情

2018-08-03 22:23:00 | 思ったこと
いつの日からか
ドラマというのをみることがほぼなくて

それでもハマったのは
「あまちゃん」だった

朝ドラもほとんど見なかったんだけど
あのシリーズからしばらくみていたっけ
でも、どのドラマも
現実の世界を生きている自分の目からみると
脚本が無理です。

ほんとにありえないといつも思う。

というか、脚本を書く人は現実を知らないのではないかと、
脚本を書く人は、果たして頭 大丈夫だろうかと思うことさえある。

あまちゃんだって、
夏ばっばと 春子の親子間の成り行きとか
アキが方言女子になってしまういきさつなんかありえない 
と思うけど
それでも、ハマった。
これは作品の力というのだろうか?

最近 思うんだけど
ドラマの脚本家ってのは

芸能界の事情


汲んだ上で、

時間通り、
予算通り、
売り出したい女優や、俳優、音楽家 タイアップしたい商品などの見せ場をつくって、
芸能事務所や業界の人たちの意向を汲み、
(今後も仕事をもらえるように)
バランスよく 仕上げる能力

が求められるんではないかなと。


作品の良し悪しというよりも
全方位営業的な 能力をもった人!!

そして
だいたいこういうのを一般的な視聴者は喜ぶでしょ
という
エピソードを途中途中でぶっこんで、喜ばせればいいでしょうという。
作品をどう描きたいかという想いよりも

大人の事情を上手に汲んで バランスよく。
だいたいのところで手を打つ。

そういう能力。



多少の盗作をしても、
適当にもみ消して。

それが、今の

日本のドラマを作る現場で
最強の 脚本家なんだね・・・と 勝手に 解釈しています。